平凡少女は今日も平凡に生きたい～日常編～ (ページ3)

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静かな朝……だったのに② ページ3

こうして三郎に付きまとわれながら着いた食堂。もう朝から疲れたような気がする。お疲れ様、私。

『おばちゃん、じゃあ私はB定食で。』

お「はい。どうぞ！今日の魚は、兵庫水軍の皆さんが取ってきてくれたものだから新鮮よ！」

『わ！美味しそう！ありがとう！』

お「いえいえー。」

こうして私はいつもの場所に座る。

勘「お！おはよ！A！って、何だか疲れてるな。」

『あ、勘右衛門おはよう。お察しの通り。朝からこの雷蔵バカに付きまとわれてたからね。勘右衛門、この後ろのヤツいる？』

勘「……間に合ってるわ。」

鉢「おいおい、私は物じゃないんだ。そう物として扱ってくれるな。」

『はいはい悪うございました。あ、兵助！隣来なよ、空いてるから。』

兵「お！A！じゃあ、遠慮なく座らせてもらおうかな。」

竹「おーい！そこ空いてるかー？」

勘「うんー、空いてるぞー！」

竹「ありがとな！勘右衛門！」

勘「いやいや、それより朝からその格好はどうしたんだ、八左ヱ門。」

竹「いやぁ、マリーが朝から逃げちゃってさー。」

鉢「そこは、毒蜘蛛と言えよ。」

竹「いいじゃんそんなの、さー！それより早く飯食おー！！腹へったよもう。」

『お疲れ様ー。』

竹「おう！で……雷蔵はどうしたんだ？」

『朝、穴に落ちて、三郎によって医務室に強制送還されたんだって。』

竹「そりゃあとんだ災難だったな……。」

勘「どういう意味で災難なんだかな。」

鉢「どういう意味だよ……。」

こうして、朝は過ぎていくのだった。