平凡少女は今日も平凡に生きたい～日常編～ (ページ13)

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五年生の実習計画① ページ13

雷「ところでさ。来週、僕達五年生は実習あるよね？」

勘「あー、すっかり忘れてた。」

竹「今回はどうなるんだかなー。」

兵「あれって二人組決めなきゃいけないんだろ？」

『なーんでくノ一の私まで、今回はそっちに混じらなきゃなんないんだろーなー。』

鉢「人数合わせ要員。」

『三郎最低だね、本当に。』

雷「いや、Aは各技術だけは優れてるからじゃないかなー。基礎体力は別としてね、うん。」

竹「ほんとそれ。武器の使い方はプロにも負けない能力を持ってるのに、体力がなぁ……１年生並みだからなー……。」

鉢「乱太郎より無さそう。」

『まあ事実、乱太郎よりないからね。』

勘「あ、じゃあさ。」

『？』

勘「この中のだれか一人がAと組むってこと？」

竹「あ、確かに。」

鉢「え、私は断然雷蔵だ。悪いがAは御免だな。」

『わざわざそんなこと言わなくても分かってますー。というか、悪いって思ってないでしょ。』

雷「おい三郎、その物言いは無いだろ……。ごめんね、A。三郎、正直じゃないから……。僕、組もうか？」

『あ、や！その。雷蔵は三郎と組んだ方が良いよ。私、多分足手まといになるから。ありがとう！』