下っ端くんが大好きな生徒会長さん【c.l.n】

Episode 13 ページ13

『ただいまー！』



こ｢ここ僕の家｣



莉｢ただいまー！｣


る｢ただいまー！｣




こ｢うるせぇぇぇ！｣



る｢ころちゃんがうるさいよ？｣



『意外に整ってるね〜もっと汚いの想像してた』



莉｢いつもの5倍くらいはリアルに綺麗｣



『えっっ、いつもはどんな感じで…？』



る｢僕写真撮ってますよ？…あ、コレです｣



『………』

莉｢………俺ここまでなのは知らない｣



る｢僕がアポ無し凸したらこんなでした！｣



うん。掃除頑張ったんだろうね！


頑張るころんくんが想像できます…



あぁ、尊いそれすら好き、、、。



こ｢あっ！もー！ホントにやめよ！？｣



照れてるかわいい。



莉｢Aちゃん本心盛れてる！｣



こ｢なんか爆弾発言する時Aって真顔なんだよなぁ？｣



『…ころんくんそろそろ苗字呼びやめません？』


ずっと思ってたんです！



莉犬くんも、るぅとくんでさえ下の名前を含む呼び方なのに。ころんくんだけAってずっと呼んでるし



こ｢いや、なんで下の名前で呼ばなきゃいけないの！？別にいいじゃん｣



『…別に良いけど、うん良いんだけど。』



こ｢さーさー、鍋の準備するぞー？｣




まあ、分かってたけどやっぱりダメか



る｢ふふっ、納得いかなさそうな顔してるね｣



『納得いかなさ過ぎる！……ってるぅとくん敬語外れてた！』



る｢えっ、じゃあこれを機会に敬語外しましょうか…？｣



『早速敬語使ってるよ！アウトー！』



るぅとくんは最近可愛すぎで困ります…



る｢えぇ！さっきのもカウントするの！？｣



莉｢そこのお二人さん！手伝ってー！｣



る｢『はーい！』｣



こ｢……｣




. . . .



『もー！ころんくんも莉犬くんも料理へたっぴ！るぅとくんだけだよ？当てになるの』



こ｢そして1番びっくりしたのがAが料理できること｣



『てか、鍋なんだから野菜切れば良いんじゃんか！』



この2人ホントに包丁の使い方危なっかしいよ…




る｢そういや、明日の初詣絶対人多いよね〜｣



莉｢あははっ、るぅとくんてば人混み苦手だもんね｣


『確かに人混み嫌だね…とにかく私ははぐれないようにしないと…』



あっちこっちキョロキョロしちゃう癖があるから

迷子にもなりやすいっていう最悪なんだよね
私



こ｢迷子にもなったら置いていってやるから安心しろよ｣



『ほんっとに酷い！ちゃんと探してよね？』



こ｢初めっから迷子になる気でいるな！｣

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