【JO1】Lotus (ページ44)

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今は、Aの部屋の片付け。

明日帰るんやったらやらなきゃいけんから

「蓮くんはこっちやって」

蓮「これは？」

「もう！そこはいじらないで(笑)」

蓮「はいはーい(笑)」

「そこ開けないで！」

今は、荷物をまとめ始めて1時間くらいたって
ちょっといたずらしたくてあっちこっち開けてみたり。

今までは何処かお互い人の目を気にしたり
距離感も掴めなくてぎこちなかった。

でも、半年ぶりに会ってこの後、仕事がないのもあり
肩の力が抜け

蓮「わぁ…」

「こら！」

服とか入れてる所を開けようとすると
間一髪の所で防がれて

「わかっててやったでしょ？」

蓮「そりゃ。俺も男やけん。気になると(笑)」

「だからってだーめ」

Aは膨れながら箪笥の方を向いていたから
フワッと身体を倒しAと天井の間を遮った。

蓮「A…」

顔を真っ赤にした彼女があまりにも可愛くて

「蓮…くん？」

蓮「本当に会いたかった」

「…私も会いたかった」

次の瞬間、俺の首に回された腕に

蓮「…それ、今しちゃうの？」

「この体勢にしたの蓮くん」

蓮「…ずるい」

俺のリミッターは外れ静かに唇を重ねていた。

「…蓮」

蓮「その顔、誰にも見せたらいけんよ？」

「見せれるわけないでしょ」

蓮「俺だけ」