【JO1】Lotus (ページ3)

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「お疲れ様」

「おやすみー」

部屋が決まって各々の時間を過ごす。

俺は、ちょっと外に出たくてベランダから空を見上げた。

星が綺麗に見える。故郷の空を思い出していると

「あっ」

ふと他の音がした方向みると隣の棟の二階の人。

仕切りがあるから見えにくいんやけど
たまたまいる位置が俺の斜め前。

「え？！」

「シー！(笑)」

こっちに気付いた彼女は案外大きめの声を出したから
俺は思わず人差し指を立てていた。

「すみません…」

「大丈夫ですよ」

それ以外は会話をしなかった。

でも、お互い部屋に入ることもなくて。

ただただ空を見ていた。彼女もまた空を見上げていた。

もう暗いから顔は見えない。

「また…」

「また」

先に彼女が部屋へと戻ったし
俺も戻ろうかなって思っとったら
ノックが聴こえて誰か入ってきた。

瑠「蓮くん、起きてる？」

蓮「瑠姫、どしたん？」

瑠「なんかあったの？」

蓮「何も？(笑)」

瑠「誰か叫んでなかった？」

蓮「あー、びっくりさせてしまったんよ」

瑠「誰を？」

「隣の人？」

ふーん。なんて言いながらゲームを始める瑠姫。

俺も一緒に始めるんやけど少しだけやってから
喋り始めた瑠姫。

これはやばいと思って部屋へと帰すことに(笑)

瑠「えー(笑)」

蓮「明日もあるやろ？(笑)」