ある小説家、二度目の人生...なのか？

随筆が十一遍 ページ14

『ふぁ〜あ、眠い、』
昨日徹夜して、、無いわ。何で眠いんだろ。
鈴「津島クン、おはよ。どないしたん？めっちゃ眠そうやで？」
『あ、作之助、おはよう、ちょっと寝たつもりなんだけど何故か眠いんだよ、』
鈴「成る程なぁ、まぁ昨日色々あった所為や。明日は休みやし、気分転換に何処か行ったらええと思うよ？」
『ありがとう、そうしてみるよ、』
と云っても、出かける相手がなぁ、家族とは離れて暮らしてるし、両親仕事でほぼ居なくて音信不通、、心配だ。
鈴「そういえば炳五居らんな、まぁ炳五なら大丈夫か」
ｰｰｰｰ
そうして大丈夫だと思っていたら、遅刻して来た。
炳「はぁ、死ぬかと思った、否、死んだわ、遅刻するとは、」
『何で遅刻したの？』
炳「あ？嗚呼、夜中までずっと遊戯やってた」
鈴「そうだろうと思たわ、お前さん良い加減学習した方がええよ、」
炳「そうなんだけどよ、気付いたら右手に遊戯が､､！」
鈴「､､、」(無言の圧)
『あー、あはは、、』
何か、救いようが無いし、作之助からとてつもない殺気が､､笑顔なのに、、笑顔なのに！大事な事だからニ回云ったよ！？
炳「､､､すみませんでした。」
鈴「分かればええんよ。」
何か似たような光景を見たような、いつだったっけ？
､､あー！家でブチギレた時だ！
『何かスッキリした』
炳「いきなりどうした？」
『あ、否関係ない事だから気にしないで良いよ』
鈴「そう？ならええんやけど、何かあったら云いや？友達やろ？」
『､､うん。ありがとう』
ｰｰｰｰ
鈴「あ、もうこんな時間､､名残惜しいねんけど、帰るな。ほな」
炳「俺も。今日みたいな事にならないようにって明日休みか、まぁ帰るわ。じゃあ、また来週」
『うんバイバイ、二人とも』
明日休みだし、作之助から出掛けたらって云われたしなぁ、､太宰君と中也君誘うか。
と思ったら実行だ。
ｰｰｰｰ
貴太宰君、いきなり悪いんだけど明日って空いてる?太え、明日?､､､ちょっと待ってて確認してくるから。
ｰｰｰｰ
返事が来るまで待つか、

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