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藤ヶ谷にクリームのようなものを首に塗られ
どうにか痛みは引いた。
しかし、少し頭がぼーっとするような気がする。
藤ヶ谷の家に来たときよりも
明らかに体調が悪くなってるよな。
「北山、落ち着いて聞いて。
今から俺が話すこと、
北山にだけは信じてもらいたい」
「お、おう…」
そんな大事なこと、ベッドに入ったまま聞いても良いのか。
藤ヶ谷の目がいつになく真剣なので、
なんとなく正座をして背筋を伸ばした。
「俺、実は人間じゃないんだ」
「・・・ん?」
「俺、人間じゃないの」
「・・・。ん?」
全く同じやり取りを繰り返す。
こんなにも意味がわからない会話があるだろうか。
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作者名:はちみつ | 作成日時:2016年4月10日 18時