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藤ヶ谷にクリームのようなものを首に塗られ


どうにか痛みは引いた。



しかし、少し頭がぼーっとするような気がする。




藤ヶ谷の家に来たときよりも

明らかに体調が悪くなってるよな。




「北山、落ち着いて聞いて。

今から俺が話すこと、
北山にだけは信じてもらいたい」



「お、おう…」





そんな大事なこと、ベッドに入ったまま聞いても良いのか。




藤ヶ谷の目がいつになく真剣なので、


なんとなく正座をして背筋を伸ばした。




「俺、実は人間じゃないんだ」



「・・・ん?」


「俺、人間じゃないの」


「・・・。ん?」





全く同じやり取りを繰り返す。


こんなにも意味がわからない会話があるだろうか。








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7→←5



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作者名:はちみつ | 作成日時:2016年4月10日 18時

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