弟たち大パニック ページ20
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「もうさー、千賀なんてみつの甘い声聞いて
ずっとニヤッニヤしてんの!ほんとキモかったー」
「し、してねえよ!全然してないから!!」
「へぇー、健永も北山の声聞いて興奮しちゃうんだ?」
「違うってば!興奮なんてしてないから!」
「ま、気持ちはわかるけどねーん」
わかるんかい…。
「藤ヶ谷、ちょっと」
さすがにこの事態はダメだな。
反省すべき点だわ。
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廊下に藤ヶ谷を呼び出す。
「もうこれからは、二人きりでもやめような」
「え!?」
「そんな驚くことでもねえだろ。
さっきのこと考えてみろよ、迷惑かけたからな」
「迷惑!?え!?健永喜んでたでしょ!?」
「はぁ!?なに言ってんだおまえ。
とりあえずもう無しだからな」
「えええ〜…」
へなへなとその場にうずくまる藤ヶ谷を
慌てて立ち上がらせて楽屋に戻る。
「家帰ったら…好きにしていいから、ね?」
「うんっ//」
全く、どっちが彼女役なんだか。笑
end.
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作者名:はちみつ | 作成日時:2016年3月26日 14時