episode16 ページ29
「……私だけだったんだ……」
ほっとしたような、してないような
複雑な気持ちになった
莉「…？なんて言った？」
「ううん、なんでもないです」
馬鹿だったなぁ…私
仲間を信じないでどうするのって話だよね
でも、今は目の前にいる敵に集中するだけだから
ころんくんも…
「…あ！そうだ、どうしてころんくんは桜海さんに対してあんなに怖がってたんですか…？」
理由がわかんないから何からしていいのかわからない
莉「っ…あいつね、ころちゃんと過去に出会っていて…」
「過去に…？」
莉「そう、その時にさ……ころちゃん、海に沈められたんだよ」
「…へ？ぇ…待って…沈められた…？」
どういう事…？沈められた…海に…？
桜海さんがそんな事…
「…！！だから、海に住みたいと思わないって聞いてきた…？」
莉「そうなんだよね…沈められて、息ができなくて死んじゃうって時になーくんに助けてもらったんだって」
！なーくんに…
莉「なんとか助かったけど、ころちゃんはあの時のせいで海とか水が苦手みたいでみたいで…最近やっと克服し始めてたのに…」
「…そう、だったんだ……」
私…なにも気づけなかった
同じクラスで、桜海さんが転校してきた時
ころんくんは一体どんな気持ちだったんだろう
私が桜海さんといて、どう思ったんだろう
みんなとは違うクラスだから学校にいる間は頼れなかった
私が同じクラスだったのに、接触禁止命令で話すことができなくて無視してしまった
怖かったはずなのに
側にいたのは私だったのに
抱えていることに気づけなかったんだ
莉「だから今もまともに戦えてないんだ、水がどんどん溜まっていってるから…
「…水があるから……！なら、私に任せてください」
莉「へ？」
「理由は聞けたし、やるべきことは決まりました。莉犬くん、急いで行きましょう！」
莉「え！？でも待って、そんなに服濡れちゃってる…風邪ひいちゃうんじゃ…」
「…ぁ…」
？？「…着替えならどうぞ、任務の時の服でいいですか」
「…！？天野…！？」
なんでここに…
天野「組長に言われまして…とりあえず、どうぞ。私達は遠くから見てるので」
「…！ありがとう！」
急いで着替えて、みんなところに行かないと…！！
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ゆん - 最近感想書かなくて申し訳ございません。最高すぎて最高すぎて感想書くっていうのを忘れてしまうんです。すみません。 (10月16日 18時) (
レス) id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 今学校なんですけど泣きそうになってしましました (10月16日 10時) (レス) @page25 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - ココナッツさん» �，任垢諭�了解です！ (2023年4月4日 11時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - 頑張ってください！！私は�，�いいです！！！！！！よろしくお願いします！ (2023年4月3日 21時) (レス) @page46 id: ef3e90460f (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 叶乃さん» �，諭�了解！楽しみにしててくれてありがとう！期待に応えられるように頑張るねー！ (2023年4月3日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモネード | 作成日時：2023年3月12日 18時
