【第三章】episode1 ページ14
Aside
「……行ってきます」
とある平日の朝。試験休みが終わった
天野「…お嬢。学校が終わったらすぐに出てきてくださいね？迎えに行くので」
「…知ってる」
いつもは後ろからついてくるだけの天野が今日は隣にいる
理由は一つしかない
な組との接触禁止命令がお父さんから出たから
……人間関係くらい私が決めたっていいじゃない
お父さんとは少し喧嘩をしている
2日前の夜＿
ーーーーーーーーーーーー
組長「いいか、A。これからはな組と話してはいけない、関わってはいけない」
「…天野から聞いた。なんで？みんなはいい人じゃない。人を守ってるってわかってるでしょ」
組長「…な組と出会ってからお前は言いつけを守らなくなった。俺の制止の声を無視して出かけたり…掟を破っただろう」
なにそれ…じゃあ仲間の命を見捨てろって言ってるのと同じじゃん
組長「お前は雨宮組の責務を果たすんだ」
責務、責務って…私の気持ちはどうなるの？
「自分自身の気持ちを押し殺せってことじゃん…自分の人生は私が決める！」
責務を果たしたら、みんなと一緒にいたいっていう私の気持ちは？無視されるの？
組長「A。何を言っても俺の気持ちは変わらない。いいか、」
「っ………はい」
ーーーーーーーーーーーーーーー
言い返せないのが悔しかった。
お父さんはああなったら頑固だから。私がどれだけ主張したって無駄だった
…学校くらいならみんなと話せるかな、なんて思ったりもした
でも…本当に関わらせる気はないみたい
私のカバンに盗聴器がつけられた
これで会話しているかしていないかがわかる
盗聴器なんて馬鹿みたい。……本当にみんなと関わることが無くなっちゃった
話したら何をされるのか…きっとすごい怒られるんだろうな
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
天野「…学校です。帰りはすぐに出てきてください。それではお気をつけて」
「……………」
いつも守ってくれる天野でさえ、話す気にならない。
クラスに入れば隣にはころんくんがいる
話しかけてきてくれるんだろうけど…
話せないから。
無視する事になってしまう
……もう、本当に嫌だ
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ゆん - 最近感想書かなくて申し訳ございません。最高すぎて最高すぎて感想書くっていうのを忘れてしまうんです。すみません。 (10月16日 18時) (
レス) id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 今学校なんですけど泣きそうになってしましました (10月16日 10時) (レス) @page25 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - ココナッツさん» �，任垢諭�了解です！ (2023年4月4日 11時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - 頑張ってください！！私は�，�いいです！！！！！！よろしくお願いします！ (2023年4月3日 21時) (レス) @page46 id: ef3e90460f (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 叶乃さん» �，諭�了解！楽しみにしててくれてありがとう！期待に応えられるように頑張るねー！ (2023年4月3日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモネード | 作成日時：2023年3月12日 18時
