story134 ページ34
『なんで?なんで自分だけじゃないの?どうして他の人も…』
「…今の私がいるのはみんなのおかげだから」
『は…?』
誰かを守りたいって思えたのもみんながいてくれたから
みんなは私の過去があんなで、あんなに暗くて無愛想だった私にも優しくしてくれた
咲人だって
優しく寄り添ってくれるみんながいるから
だから私は、この人たちになら命をかけてもいいと思えた
「誰かを失いたくないんだよ。昔の私だってそうでしょ?」
『っ…でも、どうせ守れないじゃない』
「ううん、守るの。今度こそ、もう誰にも奪わせないって決めたの」
「だから私は命をかける、何がなんでもみんなと一緒に生きたいから」
『…約束だよ。今度は絶対に守ってね、あいつらから家族を取り返してね、紗良も絶対助けてね』
「任せて、絶対守るし、助けるから」
フワァァァァァ
「…消えた…?」
不思議な体験だった
でも、昔の私のおかげで勇気をもらえた
任せてね、私。
今度は絶対に守るから
研究所から家族だって、一緒にまた家に帰れるように
紗良も一緒に美味しいご飯も食べて遊びに行く。
決めたことは最後までやるよ
「……みんな、待ってて」
今の私の全てを出し切るから
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ゆん - 今3を全部読み終わりました!感動するところもあったりクスッっと笑えるところもあったりいろいろあって楽しかったです!次は4を読んできます!では! (10月11日 23時) (レス) @page50 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 今138話を見終わりました。主人公が精霊の力を使えるようになってよかったです!響さん?くん?わからないですけど強くてすごいと思いました!今更なんですけど現実にも魔法があったらいいのになぁ〜って思います。 (10月11日 23時) (レス) @page38 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 多分過去にも打ち間違えをしてると思います (10月11日 22時) (レス) @page31 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 打ち間違えました!123話じゃなくて122話でした! (10月11日 22時) (レス) @page23 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 返信してくれると嬉しいです!よろしくお願いします! (10月11日 22時) (レス) @page22 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモネード | 作成日時:2022年11月23日 19時