最弱＝最強【stpr】[2]

story69 ページ20

莉「な、なんで…？」





咲人「A……」





「あんな危険な場所に行かせられないです。そもそも原因は私。咲人もきたらダメ、私一人で行きます」






ジ「！ちゃう、Aが原因とちゃうで！」





……





「……っお願いです…来ないでください…」





あそこにいけば捕まる。みんなが捕まるなんて絶対に嫌。






咲人「…流石に一人はダメだ…せめて俺は行かせてくれないか…？」





「っ……咲人…あそこがどんなに危険だってわかってるでしょ…？」





咲人「あぁ…重々承知だ」





「……ごめん…来ないで…」




咲人の心配してくれている気持ちはわかる…けど…私はもしもの事があっても守ってあげられる自信がない




咲人「…わかった…けど、゛必ず帰ってこい゛」





「…うん…」





莉「Aちゃん、俺たち…行くよ」





は…？さっきに話を聞いてもなお行くつもり…？





「だからダメです。私は貴方達を守ってあげられる自信がない」






こ「守ってもらわなくていい、自分の身くらいは自分で守るから」





「…さとみくん達の記憶を消したやつを相手しながら自分の身なんて守れないです」





あそこは沢山人がいる、その人は全員私たちの敵。実験動物の魔法使いだって逆らえない。





戦いたくなくても戦わないといけない





ジ「…Aが嫌って言っても俺たちは無理矢理ついていくからな」





「っ！だから！！ダメって言ってるじゃないですか！！」





「「「っ！！？」」」





こ「な…何その言い方…さとみくん達は僕…僕たちの大切な仲間なの！自分の仲間くらい自分たちで助けたいんだよ！」





莉「Aちゃん…ひどいよ…遠回しの悪口言ってる…？俺たちが弱いって…」





ジ「A…そこまで否定しなくたって…」





っダメだっ…喧嘩になっちゃてる…、




「とにかく…ついて来ないでください」





ｶﾞﾁｬ





咲人「っA！」




「…ありがとう、咲人。またね」




ﾊﾞﾀﾝ

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