約束53 ページ9
Aside
夢を追いかけただけで、否定される
そんなのわかってたから、だから家を黙ってでた
居場所を、特定されたくなかったのに
鈴音「ほら、図星だから黙った。いちいち口出ししないで」
そう、図星だ。私は今の仕事が好き
でも
この仕事がいいものなのか、自信がなかった
さ「…なに、握手すればいいの?」
鈴音「…!してくれるんですか!?やったぁ!」
「…ぇ」
さとみくん…?
さ「はい、握手したら帰ってね」
鈴音「はい!」
他のみんなはさとみくんをじっと見つめてる
鈴音の手と、さとみくんの手が触れた。
その時だった
鈴音「!?痛いッ!!力、強すぎでしょっ!!離してッ」
さ「推し様に手を強く握ってもらえて良かったな、ファンサ。レアだぞ」
「……さとみさん…」
鈴音「っネットで言いふらしてやるっ!!アザが出来るくらい、強く手を握られたって!!」
さ「お好きにどーぞ。ほら、お望み通り握手したんだし。帰りな」
鈴音「さいってー!!」
ガチャ
「………」
言葉が出てこなかった
すごい、私は今まで何も言い返せなかったのに
あんなに、あっさり…
こ「…さとみくん…よかったの?あんなのネットに言いふらされたら…」
さ「今は握手会のイベントなんて予告してないし…ネットで強く手を握られた!ってツイートしても見向きされないだろ」
な「、何かあっても俺たちはそれなりに対応する。だから大丈夫だよ」
る「それに、葉月さんのこと散々悪く言って…僕も頭に来てたんですよ」
「…!」
私の事を思ってくれてる…?
こ「…あ、あのさ!」
「…?」
こ「さっき、言えなかった事…あ、その前に、一個だけ言っとく」
何を言われるんだろう…
こ「…1人で抱え込まないでね。僕達が居るから」
『仲間を頼って!』
「…!!え…」
敬語が外れてる、それに…今の、…!
こ「…まだ、僕だけなんだ。…でも、約束…果たせよ。遅れてごめん…”A”」
「…っ…!?う、嘘……ほ、ほんとうに…?」
こ「僕だけだけどねwみんなにも一応話してある」
「…っ思い出して、…くれた……」
1人でも充分嬉しい
やっと…約束が果たせた…
「っ…ありがとうっ…」
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雪那 - 更新ありがとう!さとみくんの言動がイケメンすぎる…✨ネタだんだんなくなってくるよねーゆっくりのんびり頑張れー! (4月23日 21時) (レス) @page14 id: da91f9c495 (このIDを非表示/違反報告)
空音 - れもちゃん!更新ありがとう♡ さとみくん、、、、優しいよ〜 最高!! これからもれもちゃんのペースで頑張ってね!次の更新も待ってるね! (4月22日 20時) (レス) @page14 id: bb01eb1987 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ。(プロフ) - ひゃー、更新待っておりました…!お疲れ様です、ありがとうございます!さとみさんが吹っ切れた感じして、じんわり感動しました〜!また次回、楽しみにしております! (4月22日 18時) (レス) @page14 id: df1ced2608 (このIDを非表示/違反報告)
無月 - 遅くなっちゃってごめんね!今回のお話も面白かったよ〜!さとみくんの中で今の夢主ちゃんと前世の記憶が重なって思い出そうとしてるのかな?次くらいには思い出してくれそうで嬉しい!これからも自分のペースで更新頑張ってね!これからも楽しみにしてるね! (3月30日 1時) (レス) @page12 id: 219012d92d (このIDを非表示/違反報告)
空音 - れもちゃ〜ん! 更新ありがとう! 卒業式無事に終わったよー!! 次は入学式か、、、、まだまだ道のりは長いね〜、、、、、 さとみくん思い出せそう! これからも更新頑張ってね! 今回も良かったよ〜〜 ゆっくり焦らずに投稿頑張ってね! (3月25日 17時) (レス) @page13 id: bb01eb1987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモネード | 作成日時:2024年1月27日 19時