ペンダントの魔法【stpr】［6］

episode30 ページ8

Aside



…優しすぎるんだよね、この人達は






ほんと、意味わかんないくらいに







さ「…ぁ、A…怪我、平気か？」






「…、なんとか…」






何事もなかったかのように接してくるところ







普通に心配してくれること







自分の危険を考えないところ







優しすぎる、優し過ぎて、嫌になってくる







自分のことを第一に考えてよ、こうやって前に出てきたら…あいつに攻撃されるって







みんなもわかってるはずなのに






瑠衣「…仲間のお助けで危機一髪って、ところかな？」







「…っ…！！」








瑠衣「そうやって話してる間に、自分たちの死期が近づいてきてるの…気づかないんだね？w」







…は…自分たちの死期…？






！！そうだっ、炎…！








「…っ…！！もう、そこまで…」







しまった、人形に気を取られすぎてた。







奥の方…もう炎で見えない







さ「…っなーくんっ！！！」








「…っ…！ころんくんを頼みます」








莉「ぇ、ちょ、何するつもりっ…！？」








「…私が行かなきゃ、助けなきゃいけない」









さ「はぁっ！？馬鹿かよっ！あの炎に1人で突っ込む気かよっ！！？」










「突っ込まなきゃ助けられないじゃないですか！！！」







さ「でもっ！！」






「時間がないんですっ！！止められてる暇なんてない。仲間を助けたい気持ちは一緒なんだから止めないでくださいっ！！」








…！あ…また、感情任せに喋っちゃった





…おかしいなぁっ…いつもは自分の感情くらい…コントロールできてたのに








る「…なら、せめて僕も一緒にいかせてください」







「危ないです、ダメ…来ちゃダメです」






る「Aちゃんが僕達にそう言うように、僕達だって心配なんですよっ！お願いです、一緒に行かせて！！」









…！！心配してくれてることくらいわかってる







でも＿＿









『大丈夫、あとは私に任せて先に逃げてなさい』



『やだっ、お母さん！1人であの炎に突っ込むの危険だよ！！』



『大丈夫だから。ね？お母さんを信じて』












私だって、1人で突っ込むの怖い、でも同じくらい失うのも怖くて。









…でも、一緒に行かせてくださいって言うみんなの気持ちも痛いほどわかるんだ






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コメント返信できてないけど、ちゃんと見てます！




忙しすぎて、返信する時間はなかった…ごめんね！

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