ペンダントの魔法【stpr】［5］

episode11 ページ39

Aside





翌朝＿





眠れなかった






頭が、天野達のことでいっぱいだ






助けるには、私はどうすればいいんだ






一番安全で、一番効率の良い方法で助けなきゃ行けない







「…！…ぅわ…酷い顔…」







鏡の前に立って、自分の顔を見た






隈ができてる…







ﾋﾟｺﾝ





「…！さとみくんから、連絡…」








さ『今日、もう一回集まらないか？』









…集まる…きっと、任務のことでしょ。話すの








上手く誤魔化せば、いけるかな









「いいですよ…っと、送信」






あ、その前に隈どうしよう…絶対聞かれるに決まってる







メイク…ファンデだけ、軽くするか







ﾋﾟｺﾝ






「…何時でもいい。でも、できるだけ早く来て欲しい…わかりましたっと。送信して…」







早く準備して行くか













さとみside






莉「もう一回集まってさ、Aちゃんのお父さんが電話で言ってた最後の任務？みたいなの話したほうがいいよね」








る「なーくんの過去の話も聞けたし…Aちゃんのあの電話の反応も気になりますしね」








さ「なら、連絡入れとくわ。何時でもいいよな？」








ジ「ええで、あ、できるだけ早くとは言っておいたほうがいいかもしれへん」








さ「ん、おけ」






てか、任務の相手って誰なんだ…？詳しい組の名前は出てないけど…







まぁ、話から考える限り、多分非通知の電話のやつだろうな







なーくんの過去に関係している人物







……A、も絶対なんかあるんだよなぁ







あんまり抱え込んでないといいんだけどな








さ「お、返信きた。…わかりました、だって」






こ「Aのことだから、結構早くきそう」







な「飲み物とか準備しよっか」









ちゃんとAの話も聞いて、最後の任務は”みんな”で成功させたい

episode12→←episode10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す