寝る前に ページ29
あれから夕食を食べながら皆さんとたくさん話していると結構な時間が経っていたためそろそろ寝ようかとなった
｢Aこっちー！｣と元気なみすみんに連れられ
みすみんの部屋に入ると目の前には溢れる三角の山
ベッドまで侵食している三角に当然私が寝れそうなスペースはない
どうしたもんかと話していると通りかかった古市さんの｢摂津か監督さんの部屋でいいんじゃないか？｣という提案により
私がいづみさんの部屋か万里と兵頭くんの部屋のどちらにお邪魔するか悩んでいると
｢俺っちもお泊まりするっす！｣
と七尾くんが言ったのでいづみさんの部屋は候補から無くなり
万里と兵頭くんの部屋で４人で寝ようかということになった
そして私は今､久しぶりに万里の隣に寝ている
｢長城狭いもっと端に寄って｣
｢うっせぇ！ババアがデブいんだよ！｣
｢はぁ？！細くて有名だわ！｣
｢どこでだよ！｣
｢私の中でだよ！｣
どこうとしないので端に押してスペースを広くする
｢万ちゃんとAさん仲良しっすね！｣
｢んなことねぇよ！｣
全力で否定してる万里に対して兵頭くんの隣で寝ている七尾くんが楽しそうに笑ってる
あっちは兵頭くんと七尾くんが並んでベッドに寝ているのに狭くなさそうで
なんでか気になってよく見ると兵頭くんが横向きに寝ているから七尾くんの分のスペースが大きいことがわかった
決して私がデブいからこちらばかり狭いわけじゃない
万里を押して端に無理やり寄せる
なんか文句言ってきてるけどそれには反応せず目を閉じて動かない兵頭くんを見る
そういえば兵頭くんって弟がいるお兄ちゃんって言ってたな
｢兵頭くんって弟くんがいるんだよね？
2人兄弟なの？｣
｢えっ...そうっすね｣
急に話しかけられたからか少しぎこちない返答
｢弟くんとは仲いいの？｣
｢どうなんすかね...別に普通だと思います｣
｢へぇ、いいね兄弟って
私ひとりっ子だからちょっと憧れてた事もあったよ｣
｢Aさんってひとりっ子なんスか？！｣
｢ちょっと意外っすね｣
｢まあ､ひとりっ子といっても家族ぐるみで仲の良かった摂津家とは兄弟みたいなもんでひとりっ子って感じもあんまりしないんだけどね｣
｢じゃあ万ちゃんのお姉さんとも仲良しなんスか？！｣
ガバッと起き上がりながら七尾くんが目をキラキラされてこちらを見てくる
｢そうだね仲良しかな？多分
姐さんには昔から色々お世話になってるよ
あんな女性になりたいなっていう私の理想像｣
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ラビ(プロフ) - 藍羽 -awa-さん» 綴の作品と同列進行なので更新ペース遅くてすみません！コメと応援ありがとうございますがんばります！ (2018年9月24日 11時) (
レス) id: e4d1cbeb86 (このIDを非表示/違反報告)
藍羽 -awa-(プロフ) - はじめましてー！！ほんともうごめんなさい突然！私も三角だーいすきで！すごくすごく気に入りました！更新頑張ってくださいね！応援してますっ！ (2018年9月24日 1時) (レス) id: 9753f354a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラビ | 作成日時：2017年11月5日 13時
