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普段 ページ22

「ねぇねぇAいいでしょー?」

「あー...私は別にいいけど」

私がそう答えると勢いよくいづみさんに肩を掴まれ
「何言ってるんですか!」と叫ばれた

「Aちゃん意味わかってます?!」

「えーっと一応分かってるつもりです」

「いや分かってないですよ!!」

まあいづみさんの言いたいこともわかる分かるけど

「もう何度も一緒にお風呂入ってるんですよ」

結構今更なんだよな

「仲良くなってからはよく三角探しを一緒にしてて
結構険しい道とか行くんですよ
それで汚れてしまうのでそのまま私の家でお風呂入るんですけど
その時いつも一緒に入ってるんで大丈夫です
いづみさんの心配するようなことはありませんから」

流石に1番初めに「一緒に入ろ!」って言ってきた時は私も驚いたけど
一緒に入ってもいつも通りだったみすみんにこっちも慣れてきて
今はそれが普通になってきてしまっている

つまり本当にみすみんに何とも思われてないってことだ

「でも」

それでもまだいづみさんは納得がいかないようなので最終手段を使うとしよう

「じゃあ2人でが心配なら万里も入れて3人ならどうですか?」

「はぁ?!俺を巻き込むなよ!!」

「うっさい長城!
風呂なんか何度も一緒に入ってるでしょ」

「いつの話してんだよ!」

「最後に入ったのアンタが中学の時だから割と最近じゃない」

「中1の頃だろ?!何年経ってんだよ!」

「この歳になると数年なんて1時間くらいの感覚になんのよ」

文句を言って逃げようとする万里を捕まえこっそり耳打ちする

「この前欲しいって言ってた時計買ってあげる」

だから協力しろよという意味を込めると万里をニヤッと意地悪く笑った

「ピアスも欲しいんだよなぁ」

「チッ分かった何でも3つ買ってあげる」

「っしゃあ!しょうがねぇ協力してやるよ」

本当いい性格してるなコノヤロー

万里がいづみさんを説得してる間にいつの間にかどこかに行っていたみすみんが帰ってきた

「あれ?みすみんどこにいってたの?」

「服とってきた〜」

「そうだったんだおかえり」

そういえばまた万里に服借りないと

私の分と自分の服を持ってこいと言おうと万里に声をかけようとした時みすみんにA!と呼ばれた

「これAが使っていいよ〜」

「えっ貸してくれるの?」

「うん!三角いっぱいでいいでしょ〜!」

みすみんがどうぞと言って私に渡してきたのは
三角がいっぱい散りばめられたパーカーと
膝丈くらいのスウェットだった

幻想→←決定



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ラビ(プロフ) - 藍羽 -awa-さん» 綴の作品と同列進行なので更新ペース遅くてすみません!コメと応援ありがとうございますがんばります! (2018年9月24日 11時) (レス) id: e4d1cbeb86 (このIDを非表示/違反報告)
藍羽 -awa-(プロフ) - はじめましてー!!ほんともうごめんなさい突然!私も三角だーいすきで!すごくすごく気に入りました!更新頑張ってくださいね!応援してますっ! (2018年9月24日 1時) (レス) id: 9753f354a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作成日時:2017年11月5日 13時

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