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直央side

ふと、Aの方を見てみると、誰かと電話している様子だった。

os「誰と電話しとるんやろな」

とオスマンも気になっている様子。

グルッペンも見ていた。

てか、電話していることに気づいた大体がみていた、主にさっきまでパズルをやっていた組

「…ううん、大丈夫、気にしないで」

電話をしている声も、表情といい、誰かと対面で話している時より柔らかかった。

「…あ、そうなん? わかった」

まるで、電話相手は想い人なのかと思うぐらい

「…楽しみにしとる」

柔らかい笑顔だった。

電話を切ってこちらにやってくる。

いつも通りの無表情だった。

na「相手誰やったん?」

と聞いてみる。

ゾムとからっだぁがすごい不満そうやで

あとぴくととトントンからもか。

すごいモテてんな。

私の問いかけにAは

「…秘密」

とだけ答えた。

やめろー! 他の奴らの嫉妬心が見えるから!

zm「Aー! ゲームしようぜ、こっち来いよ!」

早速ゾムが動いたし、らっだぁが隣に空けてるし。

それに頷いたAはそっちに行くし、ぴくととトントンは少し悔しそうにしてる。

ショッピくんがゲームの方に行くし。

この状況笑いそう。

gr「直央はAの彼氏とか知らないのか?」

グルッペンにそんな事を聞かれる。

こんなこと気になるなんて珍しいな。

na「んー、どうだろ、好きな人はいないって聞いてたけど、よく知らない」

そういえばAって、自分の話全くしないんだよなぁ。

事件の件はそういう感じになったから話してくれただけどし。

Aの家族とかそういうの、あんまり知らないんだよなぁ。

兄弟か姉妹がいるのか、両親はどういう仕事をやっているのかとか。

知らないことだらけやなぁ。

こう考えると。

私はAのところに行き、後ろから頬を捕まえる。

Aは驚いていたが、私が顔を覗かせて見ると、呆れた様子になり、何とでも言いたげな目をする。

na「なんか教えてくれてもええんちゃうん?」

なんていってみると、きょとんとした顔になり

「…いつかね」

とだけ言って目線を外した。

そのいつかはいつ来るのだろうか。

まぁ、なんにせよ、Aが話す時を待つとしよう。

無理矢理はお互いにいいもんちゃうしな

kyo「直央ー、ちょっと代わってくれん?」

ときょーさんがコントローラーを渡してくるので代わってあげた。

今度なんか奢ってもらおう。

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青海 真優奈(暇人) - コンタンモって,,,可愛すぎか!? (2020年7月13日 13時) (レス) id: 7a9233ef3e (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - しおりんさん» いいですよね! 共感してもらえていたら嬉しいです! (2020年6月7日 21時) (レス) id: cf71a0dbbb (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - ともさんが兄…良い…( ̄¬ ̄) (2020年6月7日 0時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - 椿さん» そうなんですか?! なんか…嬉しいです!! 弓道部は友達が入ってるのですが最初の頃は体力づくりがほとんどだろうです! 頑張ってくださいね! 応援します! (2020年6月1日 22時) (レス) id: cf71a0dbbb (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ぴゅひゅ…これ見て悩んでた部活選びを弓道部にしたぜぃ…感謝やわぁ… (2020年5月31日 18時) (レス) id: 18cb492053 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Liz | 作成日時:2020年5月22日 19時

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