6話 ページ6
トントンside
みんなで夕食を食べてると
zm「…そういえば、Aってご飯ええんかな」
とゾムが呟いた。
ht「…シャワー室から出てくるのは見たけど」
ひとらんがそう言う、すると。
kn「なんや！ ひとらんまで仲良うなったんか！！」
と叫び声が炸裂。
ht「いや、つい最近だよ、挨拶するぐらい…あと…」
あと、の続きは聞こえない声で話していたからみんな聞き出そうとするが、言えないと言って米を口に入れていた。
なんやねん！ 気になるやんか！
それにしても、確かにゾムの言う通りあれやな、心配だし、おにぎり作って持ってくか
gr「…フッ、トントンのおかん炸裂」
tn「おかん言うなおかんって」
大体お前らがほとんどやらんからやろ。
そう思いながら、具は申し訳ないがないので塩握りをサランラップで包み部屋の前まで持っていく。
tn「Aー、起きてるかー？」
念の為ノックをしてそう聞くが返事は返って来ない、寝てるのかと思っていたら
「…ｯﾋｭ…ｯー、ｯ」
乱れた呼吸音が、小さく聞こえた気がした。
嫌な気がして、ドアを開けると。
床に寝転び、喉元を抑えて呼吸を乱しながら涙を流しているAがいた
tn「A?!」
慌てて駆け寄り、体を起こさせる。
Aは、俺の服をぎゅっと握り
「…っ、た。す…、けっ、」
と苦しそうに言う
tn「大丈夫、大丈夫だから」
俺は落ち着かせるように背中をさすったり優しく叩く。
tn「ゆっくり、ゆっくりでええから、吸って」
俺の合図が聞き取れてるのか、息を吸い始める
tn「吐いて」
そう言うと、息を吐く。
それを繰り返していくと、落ち着きを取り戻していったのか、安定した呼吸に変わっていった
tn「大丈夫か？」
俺がそう聞くと、頷いた。
過呼吸によって流れていた涙も収まっていってた。
「…ごめんなさい」
そう謝るAの瞳はどこか恐怖に陥っていた。
何となく、ここに来る前の環境が良くなかったことが察せたと思う
tn「大丈夫、何も悪くないで、A、頑張ってきたな」
そう言って、俺は抱きしめて頭を撫でる。
少しでも、落ち着いてくれればいいのだがと願いを込めていたら
安心したのか、それとも疲れたのか
「…スゥー…」
寝息を立てて眠っていた。
俺これどうしたらええの？
すると。
ht「…大丈夫？」
ドアが開けっ放しだったからか異変に気づいたひとらんがやってきた
tn「もー、大丈夫なんだけど、この状態どうしよ」
俺多分、顔が真っ赤だったと思う。
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まつり(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても素敵な話でした！ありがとうございました！実は新作の方も読ませていただいていますので、そちらの方も応援しています！！頑張って下さい！ (2020年5月8日 21時) (
レス) id: 83f48e582b (このIDを非表示/違反報告)
喋るコンソメスープ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最初から一気に読んじゃって、とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年5月6日 17時) (レス) id: 9db4d2d599 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 完結おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2020年5月6日 16時) (レス) id: ca0acacdc2 (このIDを非表示/違反報告)
Shaoron - 初コメ失礼しゃす！めっちゃおもろいです！更新頑張ってくださいな〜！←日本語おかしい馬鹿が通りまぁ〜す↑ (2020年4月2日 18時) (レス) id: acfbfe7fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liz | 作成日時：2020年3月23日 20時
