39話 ページ39
Aside
姉の電話に出るため、みんなと少し離れる
「もしもし」
電話に出てみると、嬉しそうな声が聞こえる
「そっちはどう？」
なんて聞かれて、なんて言うか
「…楽しいよ」
と素直に言う。
メールでは元気にしてるとしか送ってないからな、そっか。そうだ。
「あー、その、姉さんにさ、寮生活勧められて、良かったと思う
1年の時はアレやったけど、今じゃ寮の人と仲良いんやからね、それに寮以外にも友達できたし」
まぁ2人だけやけど。
姉は優しく相槌をしてくれる
「…今ね、その友達全員で、花火見る予定なの」
時計を見てみるとあと3分ぐらいだった。
「良かったね、そっちは夏祭りか！」
楽しそうな会話声が聞こえる。
なんか喧嘩もしてるし。
「…心配しなくて大丈夫だよ、もう、くじけたりしても、頼れるみんながいるから」
そう伝えると、電話越しにでもわかるぐらい涙ぐんでた。
「そっかぁ、安心だわ」
じゃ、仕事頑張るね
なんて言って、電話を切る姉さん。
せめて無理しなければいいのだけどな。
os「Aちゃーん！ 花火始まっちゃうよー」
ht「早くおいで」
と先輩たちに呼ばれる。
スマホの時間を確認すると1分前ぐらい。
慌てて、みんながいるところに行く。
sha「あー、夏も本格的になったなぁ！」
ut「次どこ行く？ あ、プールとかは？」
kn「せやったら、海行こうや」
などと話していたり
rd「うっわ、ゾムやば」
zm「ん？」
pkt「舌青くなってる」
em「ブルーハワイのかき氷食べましたね」
ときっと夏祭り特定なことが起きていたり。
rb「頭にひじのせんな！」
ch「ちょうど、いい感じだったんで…」
rb「うるさいわ！」
syp「先輩、牛乳飲みましょ」
rb「じゃかましい！」
と普段の生活でも見ることが起きてたり
今日も、夏祭りと特別な日だけど。
なんだか普段と変わらないような感覚
tn「ハイハイ、喧嘩しとらんと、もう上がるで」
とトントンが言っても、みんなの言い合いは終わらない。
少しすれば、綺麗な花火が無数に咲き始める。
綺麗やなぁ。
なんて見上げていると、さっきまであった言い合いがなくなり花火の音が聞こえる。
gr「今年は一段と綺麗やなぁ」
そういうグルッペン先輩。
窓から見ていた景色よりも遥かに綺麗だった。
あぁ、どうせこれからも、何気ない日々をたのしく過ごすんだろうな。
そう思うと、僕の日々って
なんやかんや、賑やかなんやな
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まつり(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても素敵な話でした！ありがとうございました！実は新作の方も読ませていただいていますので、そちらの方も応援しています！！頑張って下さい！ (2020年5月8日 21時) (
レス) id: 83f48e582b (このIDを非表示/違反報告)
喋るコンソメスープ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最初から一気に読んじゃって、とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年5月6日 17時) (レス) id: 9db4d2d599 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 完結おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2020年5月6日 16時) (レス) id: ca0acacdc2 (このIDを非表示/違反報告)
Shaoron - 初コメ失礼しゃす！めっちゃおもろいです！更新頑張ってくださいな〜！←日本語おかしい馬鹿が通りまぁ〜す↑ (2020年4月2日 18時) (レス) id: acfbfe7fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liz | 作成日時：2020年3月23日 20時
