繰り返される呪い【進撃の巨人】4 (ページ9)

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ミルフィーナはリヴァイの綺麗な寝顔とキュッと締められた無防備な唇を見て、無意識に手がリヴァイの顔へ向かっていた。
ミルフィーナはその手でリヴァイの頬を愛おしそうに撫でると、そのまま唇へと手を滑らせた。
ミルフィーナはリヴァイの唇の感覚に思わずキスしたいと思ってしまった。
フニフニと柔らかく、形の整った唇は本当に魅力的だった。

「リヴァイ･･･大好き･･･。」

ミルフィーナはポロッと心の声が漏れてしまった。
ミルフィーナは一人、リヴァイの顔をじっと見つめていた。
サラサラで綺麗な黒髪を指で梳きながら反対の手でリヴァイの唇をそっと撫でた。

「･･･キスしたいなぁ･･･。」

ミルフィーナは寝ているリヴァイにそう呟いた。
しかし、ミルフィーナは相手が寝てる時にキスをするのはよろしくないと思い、リヴァイに触れていた手をそっと離して、部屋を出ようとした。
その時、ガタッという音がした。
その音のあと、すぐにミルフィーナの体が抱き寄せられた。

「クソッ･･･人が寝てるからって好き勝手しやがって･･･。」

リヴァイはミルフィーナの耳元でそう呟いき、ミルフィーナの体を自分の方へ向けると、リヴァイはミルフィーナの唇へ自分の唇を重ねた。
リヴァイの唇は暖かくて濡れていて柔らかくて･･･気持ちの良いものだった。