繰り返される呪い【進撃の巨人】 (ページ23)

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23話ページ23

途中でくわれた仲間がいたが、無事本部へ入り込むことが出来た。
ジャンは自分を追い詰めた表情でしばらく呆然としていた。が、ジャンはなにかに気づいたのか物陰を覗くと、険しい顔で隠れていた兵士を引きずり出した。

「お前･･･補給班だよな。」

ジャンは無表情でそう言うと兵士を殴った。するとマルコがジャンを掴みこれ以上殴れないようにしていた。

「こいつらだ！俺たちをみすてやがったのはっ！！テメェらのせいで、余計に人が死んでんだよ！」

ジャンは怒りをあらわにした。

「補給所にも巨人が入ってきたの！どうしようもなかったの！」

物陰に隠れていたもう1人の兵士が飛び出して言った。

「クソ野郎が！それを何とかするのがお前らの仕事だろうがぁっ！」

ジャンがそう怒鳴っていると、なにか大きな物音が近ずいてきた。
次の瞬間壁に穴が開けられ巨人の顔が目の前に現れた･･･。すると中に隠れていた兵士たちが一斉に逃げ出した。
そんな中ジャンはその場に立ちつくしていた。それを見たミルフィーナは急いで駆け寄った。

「ジャンっ！！逃げるよ！」

そう言ってミルフィーナはジャンの腕を引いた。
すると、目の前にいる巨人の顔が大きな手によって殴られ、目の前から消えた。
ミルフィーナとジャンは驚きのあまり、動けなくなった。
直後、窓を割ってミカサ、コニー、アルミンが帰ってきた。
コニーが言うには今巨人を殴った巨人は人類には関心を示さず、巨人のみを攻撃するらしい。