第三十三話[電車の乗り方は私も知らない] ページ38
「_____......
また殺人事件の解決依頼だよ!」
黒蜥蜴の襲撃の後片付けに、
太宰に押し付けられた仕事をこなす。
そんな
憂鬱な日々を過ごしている真っ只中の時、
探偵社の中でも創立当時から居るという
探偵社員_____
_____江戸川乱歩は、
嬉しそうに事務所へと入ってきた。
『.........嬉しそうですね』
ちょっとした出来心で乱歩さんに話しかけてみた
「おや、興味があるかい新人ちゃん。」
あら、新人ちゃんって呼ばれてたんだ。←
んじゃ敦は新人君?
とかそんな訳わかんない事を考えながら
その間にべらべら喋って居る乱歩さんの話を聞き流す
「ねぇ聞いてるの君!」
『あ、すいません』←
なんか幼いのか子供っぽi...
ムギュ
「」
『..................』
説明しよう。
さっきの音は乱歩さんが敦の目の前で
敦が拾おうとした本を踏んだ音である。
『(乱歩さん容赦ないな。)』
仕舞いには敦に戻させようとしてるし←
『(敦の顔がヤバイ(--;))』
すると一連の流れを見ていた国木田さんが
本を拾った
「頼りにしてます乱歩さん」
え"大丈夫ですか??←何がとは云わない
「そうだよ国木田」
『呼び捨て...』
「きみらは探偵社を名乗っておいて
その実猿ほどの推理力もありゃしない」
うわぁ無視な上酷い言われ様だな。
「皆僕の能力___[超推理]の
お零れに与っているようなものだよ?」
乱歩さんの異能力___[超推理]___
太宰から少しだけ聞いたけど、確か...
[事件の真相が判ってしまう能力]
だとか何とか。
『(ホントにそんな異能あるのか?)
___あの...、
乱歩さんの異能って...』
「お、やっと喋ったね新人ちゃん」
『一回喋ったんですけど』←
なんか面d......
_____________________
『ホントに分かんないなんて信じらんない』
結局あの後敦と一緒に乱歩さんの付き添いに
行かされることになってしまった。
何が分からないかって?
・
・
乱歩さん1度も電車一人で乗った事ないんだとよ
・
・
『なんでだよッ!』←
「「あ、逆ギレ」」
『煩い黙れ敦』←
「何で僕だけ!?」
『実は私も分かんなかった』
「うん、だろうなって思ったよッ!?」
「2人とも煩い帰りたい?」
「『帰りの電車知りませんよ』」
「( ˙-˙ )」←
何だその顔
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作者名:蒼花 | 作成日時:2019年5月23日 18時