第三十一話[君の居場所] ページ36
あの襲撃の後、
国木田さんの指示で黒蜥蜴は全員
窓から投げ捨てた(主に賢治が)←
「(マフィアより探偵社の方が
ぶっちぎりで物騒じゃん.........)」
『(それな( ¯ ¯ ))』
心の中でこんな会話もできるほど
黒蜥蜴とかの情報聞いて
物騒だなぁ
とか云ってる探偵社の方が物騒だもの。
それにしても_____
『___敦、戻って来たの』
「あ"」
何だ「あ"」って...
まるでやってしまったみたいな顔をしている
えーっと...
と何か言い訳をしたそうにしている敦を見かねて、
敦に近付いてそっと耳打ちした
『敦は探偵社の一人なんだ、
ここに居ていいんだよ。』
「〜〜ッ!
は、.........ははっ、」
『......っえ、』
瞬間敦は
「おいどうした小僧?」
涙を流していた
「......泣いてません」←
「『いや、自分で云っても無駄だろ/でしょ』」
「」←
________そうか、
敦には嬉しかったんだ。
居場所が出来たこと。
『......善かったね敦、ボソッ』
そう呟いたのは、
「............」
きっと誰にも聞こえていないことを願って
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作者名:蒼花 | 作成日時:2019年5月23日 18時