モブになりたいんですが。に。【ハイキュー】【青葉城西】

なりたいんですが。44 ページ6

黒尾side


合ってますかね？

そう言って、Aちゃんは怪しげに笑う。
てかエスパーかよ。大正解だよ。

黒尾「怖えー。なんでわかんだよ。」

『声聞こえてましたし。趣味悪いですね。』

黒尾「んで？聞いてた俺たちをどうする？」

日向「切腹するから殺さないでぇぇぇええ！！」

孤爪「どっちにしろしぬ…」

『ころさないししなないでよ翔陽…』

あり？チビちゃん名前呼び？

『まあいいです。ちょっとだけ、協力してもらえませんか？はよあいつ潰したいんで。』

菅原「うん、ストレートなのはいいけど殺気しまおうね？」

『すいません…
…で、協力してもらいたいことなんですが…
明日のみ、私を貶めて八代さんをちやほやしてください。』

「「「やだ」」」

全員で即答する。
嫌だわあんなぶり子。

『でーすよねぇー…
…これ聞いてもです？』

スマホを取り出すAちゃん。
画面はボイスメモのアプリになっている。
てか、保存されてる項目やべえよ。
「○月×日体育館裏にて八代うざ発言」
とか書いてあんだけど。
しかもそれが大量にあるんだけど。

『んー？どーれだっけか。あ、ありました。』

項目名は「1番許せない」
なにが許せねえんだか。
取り敢えず聞くことにした。


《なんでぇ〜、梧桐さんわぁ〜、
こんな仕事やってるのぉ〜？》

八代ちゃんの声。
うえ、吐きそ。←

《支えたいから、って理由じゃ足りない？
あなたにはわからないだろうけど。
…逆に、八代さんはなんでマネージャーやろうと思ったの》

《えぇ〜？そんなのきまってるでしょお？
イケメンのみんながぁ、あんたみたいな子よりもぉ、かわいいあたしに応援されたほうがうれしいからよぉ！だからぁ、あたしに1人でまねぇじゃあやらせなさいよぉ！》

《…できないくせに》

《はぁ〜？なんかいったぁ？》

《いいえ、なにも》

《とにかくぅ、とぉる先輩たちがイケメンじゃなかったらぁ、こんなばかばかしい仕事なんてしてないのぉ！
バレーなんてただぁ、ボール落とさなければいいだけでぇ、つまんないもぉん！あーあぁ、ほんとぉにつまんなぁい！ばかじゃないのかなぁ？くだらなぁい。》


録音は、そこまでだった。



文字数恨むぞォ…

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