水色パーカーの少女3【Natsuki.S】

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夏樹「お兄さんと関係あるのか…？」



校長室を出て、周りに誰もいない二人きりのタイミングで夏樹はさっきのことを聞いてきた。



A「…あるよ。」



私、入学する前に何度か校長にあったことがあるんだよ。



A「学費払ってくれてるくせに私がどこ行ったかなんて知らないんだから。」



忘れてるのかな、きっと。



夏樹「A…。」



好きだった分、とても憎かった。



信じたくなかった、あの出来事を。

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