水色パーカーの少女【Natsuki.S】 (ページ48)

今日:36 hit、昨日:8 hit、合計:333,838 hit

47 ページ48

ツバメ「でも、…誰かを好きになるってそういうことなのかなって。小さなことで勘違いして、浮かれて…もし告白して失敗したらみんなに笑われる。それが怖くて中学の時は好きって言えなかった。」

…付き合ってても不安だから、片想いなんてもう怖くて出来ないと思う。

ツバメ「悔しくて…悲しくて、ずっと後悔し続けた。でもあの時思ったんだ、もう…こんな思いしたくないって。だから、後で後悔するより…今バカになろうよ！」

A「美森、ありがと。もう大丈夫だよ。」

そう言ったら手を放したけど、まだ心配してるみたいだ。

そんな美森に私はニコリと笑った。

ツバメ「あと十分、バカになって体当たりしようよ。ガチ100％、上等じゃん！！」

その言葉に生徒会立ち上がって、反撃を開始した。

だからと言って夏樹たちに勝てるわけないけど。

夏樹がぶつかって生徒会の一人が怪我をした。

…その時日陰クラブも立ち上がって、チェンジを申し出たんだ。

第二バスケ部には是非勝ってほしいけど、やっぱり夏樹たちを応援してるからな。

なんて思ってたら卓球部員がシュートを決めた。

A「あちゃー…。」

南「残念だったわね。」

そう言って南は頭を撫でてくれた。