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ツバメ「一生を決める大事なタイミングだからこそ、最初で最後のバカをやるんだ。だから、バカになって熱くなろうよ!」
"なら最初にお前がバカになれ、お前の恥を晒せ。"
バカになる方がどれだけ大変なんだろう。
恥を晒すのを好む人なんて誰もいない。
ツバメ「私、須堂夏樹くんのことが…好きでした。」
はい?
A「えっ、何?どういうこと?」
エミリー「さぁ…?ヤキモチ妬くなら夏樹のところ行って抱きしめてもらえば?」
A「いやっ、いくらなんでも生徒会長には嫉妬しないし。」
嘘、…ツバメちゃんだから嫉妬してる。
でもわかってたし、私はそれを望んでる。
他の生徒はそんなツバメちゃんを笑っていた。
ツバメちゃんのすごさをまだ知らないから。
ツバメ「酷い扱いされた時も、最初は相手にしてもらえてるって思って…。バカみたいに浮かれて…。」
ぎゅって美森が手を握ってくれた。
ツバメ「本気でウザがられてるってわかったのは、本当言うと…生徒会長になってからだった。」
美森も玲奈もツバメちゃんのことはバカにしてるけど、私のこと心配してくれてる。
最近、ヤキモチがひどくなったのは…自分の居場所に不安を感じてたからなんだなって思った。
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月10日 15時