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ツバメ「さぁ、みんなでバカになろう!」



逆立ちしてくれないかな、なんて考える私も相当バカだと思う。



生徒会メンバーに変なゼッケンを渡して、ツバメちゃんは生徒会にバカになろうと誘った。



ツバメ「本気になるなんてかっこ悪い。それは、ダメだった時の言い訳がほしいから。」



始まった、…ツバメちゃんの演説。



ツバメ「…折角本気になったのに、もしダメだったらどうしよう。そんなこと考えて保険をかけて自分を守る。」



ツバメちゃんは周りを見渡した。



ツバメ「弱いクラブも同じ。本当は本気で熱くなりたいのに、モテたいのに…日陰のくせにってバカにされるのが怖くて。自分の立場分かってますよ、俺…とか言い訳する。」



彗のシナリオは…ツバメちゃんの言葉は、当てはまる人にとっては鋭い刃物のようで。



だけど、ちゃんと心に響いてる。



ツバメ「でも、そんな物分りの良いフリはもう飽き飽きじゃないですか?ダサくて何が悪いの?負けて何が悪いの?絶対勝てる勝負だけをする方がかっこ悪くないですか?時間の無駄、そうだよ…その通り。」



どんどん涙声になっていく。



ツバメ「今していることは将来に繋がらないかもしれない。でも…だったら、好きなことを本気で出来るのは今しかないんじゃないかなぁ!」

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設定タグ:学校のカイダン , 須堂夏樹 , 雫井彗   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月10日 15時

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