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A「タクト、波留…私も何かしようか？暇だし。」
部活中、タクトたちは日陰クラブにユニフォームとかバッシュを洗わせている。
今さら…偽善者ぶってるかもしれないけど、私は良心が傷んだ。
タクト「Aは俺らの練習見とけって。」
波留「日陰クラブにやらせればいいんだし、わざわざAがやることねぇよ。」
A「…うん、今度差し入れ持ってくね。」
バスケ部を見ている女子生徒は、部活というよりタクトたちを観に来てる。
A「夏樹ー…。」
夏樹「あ？」
私は寂しくなって、ツバメちゃんと話してた夏樹を呼んだ。
A「つ…生徒会長と何話してたの？」
夏樹「…別に、何で？」
波留「A可愛いー。」
茶化すな、波留。
てか波留もタクトも陸も気づいてんのかよ。
三人ともニヤニヤしてるし…。
A「夏樹…モテるから嫌だ。」
夏樹「ふーん…、おいで。」
夏樹が手を広げてくれたから私はおとなしく夏樹の手の中に収まった。
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作者名：莉奈 | 作成日時：2015年3月10日 15時
