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A「おはよー!」
インターホンを押して出てきた人物に飛びつくと、彼は驚いた顔をした。
夏樹「…何?珍しいじゃん。」
いつもは私がバスに乗らないから別々に行ってるし、夏樹に早く会いたかったらバスに乗るから朝にわざわざ夏樹の家に来るのは珍しい。
A「早く目覚めちゃったから会いに来ちゃった。」
なんて言うのは口実で、本当の理由はツバメちゃんが来てるから。
いきなりバレて協力を求められても困るし。
夏樹「もう少しで終わるから中入ってろ。」
その言葉に甘えて、おじゃましまーすって中に入った。
さすがお金持ち…夏樹の家は広い。
A「ねー、夏樹ー?」
夏樹「あ?」
ブレザーを着て荷物を持った夏樹に話しかける。
A「ネクタイしないの?」
夏樹「何で?」
A「んー…ネクタイ結んでみたかったから。」
私が素直に言うと夏樹は一瞬目を見開いたけど、すぐにフッと笑った。
夏樹「朝学校まで会えないくせに。」
やっぱり夏樹には勝てないな。
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月10日 15時