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カフェでの一日 ページ9

真望:碧也くんも前と変わってないみたいだね。

奈苗:この子が文通の相手ぇ!?年下ぁ!?

と言ってから私を見て後ろに振り替えさせて近くになって話す

奈苗:あなたそんなことして大丈夫なの?

真望:な、何が…?

奈苗:年下に手出したらっ…!

真望:話しかけてきたのは向こうの方。 奈苗より頭がいい子です。残念でしたね。

奈苗:えっと君ー名前は?

碧也:君とか言わないでください。そんな扱いされるのは嫌いです。僕の名前は緑野碧也。中学1年生です。
あ、で真望さん。僕の友達はカフェの中で待ってます。早く行きましょう。

真望:あ、う、うん。

奈苗:な、何この子。同級生じゃなくて良かった。同級生だったら嫌ってた。

真望:そんなこと言わないでさっさと行くよ。

と期待を裏切られた奈苗を置いていくかのように連れ出して駅前のカフェへ向かった。
するとそこにはがやがやと話している人達でいっぱいだが、時折目立つ子が2人。
なるほど、多分うるさいというのは元気すぎて面倒だということか。

優詩:あ、この人が例の先輩?へぇ…めっちゃ綺麗じゃん。俺と付き合う気ない?

琉美音:そんなこと言うんじゃありません。この人はお姉様タイプなのよ。あなたとは絶対合わない!

碧也:…うるさい…静かにして…。

真望:えっと…名前は?私は、咲璃真望。こっちはクラスメイトの…

奈苗:山崎奈苗でーすよろしくねー!君たち気が合いそー!!!

碧也くんと同じ考えになったような気もするが、この子達と奈苗を合わせたらもっとうるさくなる気しかしないからやめて…と思った。

優詩:あっ、僕は山崎優詩。お姉さん苗字一緒だね。もしかして、前にあったことあるとか!

いやないって。中学生で何言ってるんだこの子。

琉美音:私は、桜葉 琉美音よ。よろしくて?

なんでそんな喋り方なんだろうかと思ったが、類は友を呼ぶのだろうか?
碧也くんの周りには変わり者が何人かいる。それからしばらく5人で話していたが、カフェに来たのが10:00で、11:00になると六海もやってきて、六海:俺は幸田六海!よろしくな!一応幸田家の長男だ。

と遅く自己紹介をして、カフェでみんなお昼ご飯を食べた。
私はカフェオレとトースト。
奈苗と琉美音ちゃんは紅茶とパンケーキ。
碧也くんは普通のコーヒーに私と同じトースト。
六海と優詩くんはボリューミーなカレーライスでとても話が弾んだ。
久しぶりに楽しい一日になったみたい。
そこからまた碧也くんも忙しいようで文通に戻った。

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作者名:リリア | 作成日時:2019年6月15日 22時

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