【あんスタ】毒蛇さんと天使ちゃん。【七種茨】

9.転校初日から男と寝ることになるとはね。 ページ10

『あ、えっとお邪魔します…？』

「そんなに畏まらなくても。今日からここが貴女の住む場所なんですから。」

『あ、そうだったね。』

「…そういえば」

『え、なになんでそんな深刻そうな「ベッドは一つしかありません」…はい？』

いまこいつなんて言った

「…一緒に寝ますか？」

『何だこのイケメンスマイル。…じゃなくて！！一緒に寝るって嫌じゃない？』←

「…でしたら自分は床で寝ます」←

『風邪を引かれても困るので私が床で寝ます』←

「女性を優先すべきだと何処かで読みました」←

『私はプロデューサーです』←

「自分は男です」←

『アイドルは大人しく尽くされてなさい』←

「女性は大人しく優しくされていてください」←

『…。』

「…。」

あ、なんかいま心が一つになった気がする。





＿これ、絶対終わらないやつだ。←





…





そして、どうなったかというと。

『…あの、まじでこれですか』

「嫌じゃないとは言いましたでしょう」

『そうですけどせめて…』

「はい？」

『せめて私を抱きまくらみたいにするのやめてくれませんか？！』←

「離したら貴女床で寝るでしょう」←

『当たり前だわ』←

「だから逃しません。」

『…仕方ねぇ、大人しく捕まっていればいいんだろ。私が寝てる間に変なことすんなよ。おやすみ。』

「おやすみなさい。」

10.流石にあれは驚くなっていうほうが無理だよね。→←8.閣下さんってなんだかすごそうな人だね。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す