【あんスタ】毒蛇さんと天使ちゃん。【七種茨】

8.閣下さんってなんだかすごそうな人だね。 ページ9

「外に出てきました」

『はい』

「えっとね、あれがさっきまでいた教室棟ね、であれが特別棟。」

「特別棟には色々な特別教室があって、家庭科のときなんかはあちらに移動します」

『なるほど。んじゃあっちの大きいのは？』

「あれはアイドルが使うやつね。私にゃ関係ないからわからんけど、茨ならわかるんでねーの？」

「はい、ですが説明しようとすると長くなるのでまた後ほど」

『おっけ。えーっと、じゃあこの建物が寮？』

「そう。じゃあここでお別れ、かな？明日は学校ないから、また月曜日。じゃあね」

『あ、うん…またね』

「さようなら〜」

…さあやがいなくなったら私何話したらいいかわかんないや←

『あの茨さん』

「何でしょう」

『私、夢ノ咲ではプロデューサーをやってたんですけど…』

「ええ、調べ上げております」

『こっちでは何したらいいんですか』

「…同じように、とはいきませんが主に我ら"Adam"と行動してもらいます」

『…専属？』

「まあそうですね」

『おお。…精一杯頑張ります』

「期待しています」

『ところで、"Adam"って何？』

「ああ、ユニットの名前です。自分と、閣下…ああ、乱凪砂という三年生の先輩と二人の」

『凪砂って確か…』

「あれ。茨…と、見慣れない女の子」

「閣下！今日も絶好調でございますね！敬礼〜☆」

「そういうの、本当いいから。で、君誰」

『あ、えっと…今日、夢ノ咲から転校してきました、七星Aです。…茨さんこの人誰』

「この方が閣下ですよAさん」

『なるほど。』

「夢ノ咲…ねえ、英智くんは元気？というか生きてる？」

『はい、かいちょ…英智先輩はまだ生きていますよ』

「よかった。それと…日和くんがやたらと褒めてたんだけど。"Trickstar"ってどんな子達？」

『あー…良くも悪くも、個性的な子達ですよ』

「そっか…楽しみ」

『？』

「…あ、もうこんな時間。じゃあね。茨、Aさん」

「はい☆閣下、また明日、お会い致しましょう」

『さようなら』

「いやあびっくりしましたよ、まさかあの閣下とすぐまともな会話ができる人がいたんですね…！」

『なにそれ。私の事バカにしてるの？それとも凪砂先輩を貶してる？』

「嫌だなあそんなことありませんよ。」

『どうだか。』

「そんなことを話していたらあっという間にお部屋につきましたよ」

『おお〜。』

「ささ、どうぞどうぞ」

9.転校初日から男と寝ることになるとはね。→←7.職員室行くのって緊張するよね。

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