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「てかお前ちっさいね。顔よく見えないけど声も女の子みたいだし。てかさー、この入学式長すぎじゃね? お互い寮決め決まったら抜けようよ」


『……そんなことしたら怒られるんじゃ、ないかな』







バクバクとうるさい胸を押さえてAは声を出す。
緊張から震えているのが相手に伝わっていないだろうか。








「大丈夫だって。1人や2人抜けたところでわかんないって。んじゃ、約束な。あ、オレ、エース。エース・トラッポラ。お前は?」


『A・フルリール……』


「A? 名前も女の子みたいじゃん。おっ、次オレの番みたいだから行ってくるわ」








エースと名乗った少年はAに手を振り壇上に向かう。
そして闇の鏡にハーツラビュルと告げられていた。








『ハーツラビュル……ヒロイン2ちゃんも選ばれてた寮だよね。あの男の子もそこだったし……私もハーツラビュルがいいな』








こちらにピースサインをするエースにAはドキッとしながらも小さく手を振った。

自分もヒロイン2とエースのいるハーツラビュルがいい。
自分の番になり鏡の前に立ったAはそう強く願った。
だが








「この者の魂の素質は…………」


『…………』


「オクタヴィネル!」


『……………………は、ええええ!?』








闇の鏡とやらは高らかにAが望まない寮を言い放った。





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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さんコメントありがとうございます!お友達との作品を面白いと言っていただけてとても嬉しいですっ^ ^これからも楽しんでいただけるように頑張ります(*^_^*) (2021年7月8日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - やっぱり面白い!素敵な作品をありがとうございます!!他の作品と一緒に頑張ってくださいね! (2021年7月8日 0時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここ | 作成日時:2021年7月6日 14時

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