Part.4-5 ページ26
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開始早々、小僧丸サスケくんが一点を決めた。
驚いたのは雷門中の人たちの能力が、昨日の直前練習よりも明らかに上がってるってこと。
これは本当にびっくりだ。
性格からして、昨日手加減してたわけでもなさそう。
彼らは本番で100%以上の力を出してる。
僕の“予測”にはなかったのに。
まあそれでも星章の方が上だけど
小僧丸サスケくんのシュートまで、一連の動きを見ていた傍観するだけだった灰崎くんが、突然笑いだした。
空を見上げて何かを言ってるけど、ここからじゃ何も聞こえない。
そこからは圧倒的だった。
伊那国島の人たちを次々とあしらって、面白いほどに点が重なっていく。
大体わかってた結末だけど、目をそらしたくなっちゃうくらいだった。
でも観察はずっと続ける。
深夜のいる星章を見極めるために。
個人個人の身体能力、才能限界値、思考の傾向……などなどなど。
情報の解析は後回しにして、いまはただその内容を頭に記録していた
僕が観察を進める間にも、時間は過ぎていく。
途中、何度も諦めてたまるか！て突撃していったのは稲森明日人くんだった。
この物語の主人公くんは彼で決まりかな
そっか。
主人公は、稲森明日人くんか。
結局、雷門は手足も出ないまま、試合終了のホイッスルが鳴った。
諦めてはいなかったものの、気持ちだけではどうしよもない壁だったのだ。
伊那国島の人たちは、試合の後、元気に振舞ってはいたけど、それが強がりなのは手に取るようにわかる。
いつものような元気がない。
監督に怪しまれる可能性があるから、僕は彼らにスポンサーは現れると教えてあげることはできないよね
知っているのに、サッカーは続けられるんだよ！って伝えられないことへ罪悪感を持った。
ま、僕はこの試合で、星章のデータも得られ、主人公も特定することができている。
今日はこれで満足しなきゃ
今彼らが話してた観光中くらいに、直接スポンサーの方が訪ねてくるだろうから、それまでの辛抱。
あとで、明日人くんに一緒に観光へこないかと誘われたけど、テキトーな理由をつけて断った。
なんとなく、彼らだけの方がいい気がして。
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灯苅くん(オリ主)のチームのメンバー、一人目登場！
唯一無二の相棒、江燈深夜くん。
どうでもいいけど、灯苅くんの名前がこれ含めてまだ4回くらいしか出てないんですよね。
オリ主なのにぃ……。
Supplement.3.サッカー協会のデータ→←Part.4-4
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ふぅ(プロフ) - ☆リズ★さん» 感想ありがとうございます！自己満の、それもわざわざ男主なんて需要ないイバラ道を平気で突き進むこの作品を評価してくださる方がいるとは……。感謝の言葉しかありません。続編も頑張りますので、よろしくお願いいたします。 (2018年7月8日 11時) (
レス) id: d9967a67d9 (このIDを非表示/違反報告)
☆リズ★ - とても面白いです。 作者様のペースで更新を頑張ってください! 私もイナズマイレブンを書いてます。 作者様、良かったら読みに来てくださいね? (2018年7月7日 18時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2018年6月10日 19時
