Part.3-1 ページ16
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早くも次のお仕事にとりかかる。
全員分のドリンク作りだ
選手の部員はまだ最小限の11人しかいないのに、一つ作るのも大変。
そういえば言ってなかったけど、僕が今回マネージャーを志望するときに表向き理由にしたのは、身体能力の欠如。
“設定”にもあってるしね。
僕を始め、僕が入ってる本来のチームのみんなは、こうやって学校に通ったりするときによく自分設定を作る。
僕みたいに マネージャーに入るときの理由づけにも便利だし、本来の身体能力をむやみに晒してたら何かの拍子にチームのことがバレてしまうかもしれないから
僕の設定は、身体能力が低いけど頭が切れる子だよ
『えーっと、ドリンク作りとタオルは、練習が終わるまでに終わらせておくこと』
ドリンクは今作り終わったから、あとはタオルだけか。
つくしちゃんは、ありがたいことにやることを全部メモにまとめて書いてくれている。
彼女を筆頭として、雷門サッカー部の人たちはみんな優しくて接しやすい。
これなら上手くやっていけそう。
今後のためにも把握しておいたほうがいい主人公は、誰かまだわかっていないけれど。
きっとすぐにわかるだろうけどね。
物語の中心の人を探せばいいんだから
『うわっ、ドリンクってこんなにおもいんだ』
ペットボトルくらいの水を11本持てば当たり前かもしれないけど、見た目以上に力を使うんだね、マネージャー。
縁の下の力持ちだね
と言うかこれを一人でやる気だったのつくしちゃん。すごい。
今は部室の掃除や、記録チェックをしている彼女だが、見た目より全然根性あるんだと驚いた
『次はタオル〜って、ん？』
ドリンクを作り終わって、それを持ったまま洗濯機を目指していると、人の声が聞こえてくる
壁一枚隔てたところにいるらしい
聞いたことのない声なので、多分監督だ。
僕はまだ監督にあってないけど、どんな人かな？
壁の厚みが薄いのか、監督の声が大きいのかどっちなんだろうと頭の端で考えながら聞き耳をたてる
左耳が壁にくっつくようにもたれて、もし誰かきても疲れて休憩してるだけと言えるようにしておく
こういうの、してみたかったんだよね！
一応他のチームに所属してるんだし、潜入偵察、みたいな！
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ふぅ(プロフ) - ☆リズ★さん» 感想ありがとうございます！自己満の、それもわざわざ男主なんて需要ないイバラ道を平気で突き進むこの作品を評価してくださる方がいるとは……。感謝の言葉しかありません。続編も頑張りますので、よろしくお願いいたします。 (2018年7月8日 11時) (
レス) id: d9967a67d9 (このIDを非表示/違反報告)
☆リズ★ - とても面白いです。 作者様のペースで更新を頑張ってください! 私もイナズマイレブンを書いてます。 作者様、良かったら読みに来てくださいね? (2018年7月7日 18時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2018年6月10日 19時
