Lies and tears 3

Lies and tears ページ14

千「じゃ、、」






そう言って女子トイレから出て行った。








いつの間にか涙なんか引っ込んでた。









人間ってこんなに変わるんだ。









嘘つきって怖い。









まず、私「嘘つき」じゃないから。








確かに昔は「嘘つき」だった。









でも、ちゃんと宏光と前を向いて歩いてる。









どこが「嘘つき」だっていうの？









女子トイレから出た。









北「大丈夫だった？」





貴「え、、うん。ごめんね。」









女子トイレから少し歩いた所で待っていてくれた宏光。









千「もう、玉ちゃんったら！」


玉「ごめんてー」









遠くで楽しそうに話すキミ。









遠くに行ってしまったんだな、、、。









北「、、、、。」









貴「行こ。」


北「ん、、、」









ほら、私達は上手くいってる。









誰もが思うはず、、。









貴「宏光？」



北「ん？」









宏光はずっと一緒だよね？









貴「大好きだよ」


北「俺も、、、」









そう言って見詰めあって唇を重ねれば、、、









貴「ありがとね。あの日から」



北「なんのこと？」









この時から私達は壊れ初めていた

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