万事屋から忍者に強制転職させられた’延長戦【銀魂×NARUTO】

131話 ページ31

兄ちゃんたちが立ち去った方向から視線を戻すと、同じように兄ちゃんたちを見ていた視線とぶつかる。









｢本当に羨ましいわね、貴方たち
でも私はそんな貴方のファンになっちゃったから。筋書きだけ書いて内容は貴方に任せるわ｣









閉じた手帳を胸に初めて年相応で無邪気な笑顔を見せる。









そうだよ、これがこいつの本来の姿だもんな









似合ってるに決まってる









貴｢ありがとう…｣









そして徐々に私の身体の周りにキラキラとしたものが出てきた。









泣ける演出してくれるねぇ…









もうクライマックスへのカウントダウンが始まったってことか









貴｢お前らな…んな悲しそうな顔すんなって！
私は死ぬんじゃない、元いた世界に帰るんだから…｣









一人一人の顔をゆっくり見てゆっくり息を吸う。









貴｢…サスケっ！お前はもっと素直になれよ！
お前の…すぐ側にはなァ、さいっこーの仲間がいんだからっ｣









最終的には気づくけどもっと早く気づけ









貴｢サクラッ！お前は一途に1人を思い続けるｯことができて、すっごいタフな女だ…掴んだ手は話すなよ！！｣









最初からサスケ一筋だもんな…サクラは









この世界で見てきたみんなの姿と原作で見てきたみんなの姿が脳裏に浮かぶ。









あぁダメだ、あんだけ帰りたいって思い続けてたのに









まだコイツらと居たいって思っちゃうよ…

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