万事屋から忍者に強制転職させられた’延長戦【銀魂×NARUTO】

129話 ページ29

貴｢現にお前はナルトっていう
お前を求めた存在に気づかなかったんだからな！
お前が求めるべき存在は理想(わたし)じゃないってもう気づいただろ｣









胸ぐらを離しトンと押し距離を作る。









貴｢だから、もう終わりにしてもいいんじゃねぇの｣









私は奪い取った手帳のページをめくり最後のページにペンを走らせる。









｢な、何するのｯ｣









貴｢作家なら作家らしく時を見極めて完結させろよ。引き伸ばしは良くないぞ｣









手帳とペンを返し手を取りぎゅっと握る。









新｢、、僕らには辛い言葉を言ってるよ、あの子目がガチだよ｣








神｢物語の完結が先か作者がくたばるのが先かのチキンレースやってるヤツらより終わる終わる詐欺のが良いアルヨ｣









新八たちを無理やり無視して握った手を離し続ける。









貴｢ナルトとか第七班っていう仲間の存在に気づけたんだ。お前なら、もう完結までかけるだろ。私(おまえ)は落ちこぼれなんかじゃねーんだから｣









ただの寂しがり屋なんだよ、お前(わたし)は









背伸びをして頭をポンポンと撫でた途端抱きしめられ泣き出した。









｢ｯごめ…なさい……ごめんなさい｣









私を解放し決意したように手帳を開き言葉を書き連ねだした。

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