万事屋から忍者に強制転職させられた’延長戦【銀魂×NARUTO】

116話 ページ16

敵に囚われて、
みんな首にクナイをあてがわれている。









私たち全員が互いに人質状態、誰も抵抗ができない。









((貴｢もうあの頃とは違うんだ、時代も私も
目の前の大切なものを守る覚悟はある！｣))









何も変わってなんかいなかった、
目の前のこの状況がまたいつかの幻術であることを願うばかりで動けない









カカシさんの指示に対して
私が迷ったから









私が…この世界に来てしまったから、
今また仲間が殺されそうになっている…









貴｢わたしが……死ぬ…、師か仲間か、そんなの選べる訳… ない……｣









ゆっくりと正座をし、脇差を鞘から抜く。









選択する側(わたし)が存在しなければ師も仲間も助かる









??｢ﾁｯ｣









私だけ武士らしく死ねるなんて、ごめんね先生









ごめんね、みんな









ナ｢ヤメロォォォォオオオオ゛！！｣









桜｢ナルト？！｣









頬に激痛が走り、手から脇差が離れる。









ナルトが九尾のチャクラを纏いながら自身を押さえつけていた敵を振り払い私の元に突っ込んできたのだ。









ナ｢ざけんなｯ、こんなバカで腰抜けやローはぜってーオレの知ってるAじゃねー！！！｣









ナ｢お前が自分を選ばないってんなら、代わりにオレがAもカカシ先生もサクラちゃんも全部選んでやるってばよ！｣

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