万事屋から忍者に強制転職させられた’延長戦【銀魂×NARUTO】

111話 ページ11

ナルトはさらに怒りを剥き出しにしカカシさんの静止を振りほどき私に殴りかかろうともがいている。







ナ｢ｯざけんな！！オレたち仲間じゃねぇのかよ！？｣







貴｢だから！！…だからｯただ止めるだけじゃなくて
サスケを変えなきゃ意味がねぇんだよ！！
サスケの意思で帰ってこさせなきゃダメなんだ！｣






糸が切れたように静かになるナルト。







ナ｢もう…無理だってばよ……サクラちゃんでもAでも無理だったのに…今から追う(貴｢諦めんな…！(ﾊﾞﾁﾝｯ｣





部屋にかわいた音が響いた。






まただ…またズレてる







諦めないのがお前(ナルト)の忍道じゃねぇのかよ…ｯ









私がいるせいでこうなったのなら、
責任もってケツでもなんでも叩きまくって主人公らしくしてやる









貴｢サスケは死んだわけじゃない……諦めず追い続ければサスケに会える……｣









先程叩いた頬に優しく手を添え
迷い揺れる蒼い目と目を合わせる。









貴｢もし友達が間違った道に進んでしまった時は、その時は、友情を壊してでも友達を止めなさい｣







いつか、新八の背中を押したお妙の言葉








私の口から出てもナルトの背中を押すことができるだろうか









貴｢私“たち”でサスケを止める、そして連れ帰るぞ｣









ナルトの大きく開かれた目から零れ落ちる泪と迷い









ナ｢……おうっ！！
サスケはぜってー、オレたちで連れて帰る！！
なんてたって友達だから｣

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