同学年だけど兄妹です【東京卍リベンジャーズ】 (ページ10)

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10話ページ10

「へー、タケミっちに1億円！！くだらねぇけど乗ってやるよ」

「ヒナも！！タケミチ君に1億円！！」

「エマも！！」

とみんな乗っかって彼にかけていく。

短刀で左手を刺されてしまっても、噛みつき諦めず一瞬の隙をついて首に組み付いた。

『そのまま緩めんな！締め続けろ！！』

5、4、3、2、1、
落ちた。

｢はぁ、ハァ……リベンジ…成功…｣

それでも、まだ取り巻きは残っている。

満身創痍の男2人に逃げるように促されるが無視して横に並ぶ。

｢ﾊｧ…ﾊｧﾊｧ…！オイA！｣

『加勢するよ、アンタが死んだらエマが悲しむだろ。』

指一本で倒れそうな程満身創痍な3人で不気味に笑う。
そして、覚悟を決め行こうとすると横から誰かが登場した。

「なーにメソメソしてんだよ、泣き虫のヒーロー」

1人だけじゃない、4人のタケミチの仲間らしき男たちが現れた。

しかし、此方のが不利なのは変わらない、増援の彼らも一方的にボコボコにされている。

「それでも引けねぇ時だってあンだよ！」

誰1人諦めていない、それどころか笑っている。

すると、パトカーと救急車のサイレンが聞こえ取り巻きが逃げていった。