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「誰か……いるんでしょ」
「バレてしまいましたか」
「貴方は?」
「宗三左文字です。泣いているのですか?」
猫の姿でいるのに泣いてると聞く宗三左文字
見ていたのだろうか。
「……殺さないの?」
「そんなことはしませんよ。気になってきてみただけです。」
「そっ……か」
しばらく沈黙が続く。
風の音と自身の首についた鈴がなるだけだ。
「宗三左文字は…怪我してないの?」
「ええ、なにしろ"お気に入り"だったみたいですから。」
「…そ。あ、資源あるのかな…」
「資源ならありませんよ。前任がケチって全部鍛刀に使いましたからね」
「へー……それじゃあ、取ってこないと……」
「どこへ?」
「……何処って、戦場以外に無いでしょう?てことで、ちょっと頼みますよ。朝には帰るので」
「え、ちょ」
宗三左文字の焦る声を聞かず、人の姿に戻り戦場へ向かった
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水面 - 更新ファイトです! (2017年8月18日 1時) (レス) id: c4fe34a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
結 - とてもおもしろかったです。更新頑張ってください! (2017年6月27日 18時) (レス) id: 9b5a4fb179 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 続きが気になります。更新楽しみに待ってます(゜∇^d)!!(゜∇^d)!! (2017年4月29日 20時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫月隊長 x他1人 | 作成日時:2017年3月14日 17時