20話 いつも通り ページ22
ルキノ視点
試合待機室で本を読んでいるとサバイバーは全員集まっており、いつのまにかヴァイオリニストも隣にいた。熱中しすぎるといつもこうなるし、知らないうちに隣に人がいることに今更驚きもしないが…
ルキノ「…ん？Aがあの衣装を着るのなんて珍しいな」
グルカナイフを手に取りメンバーを確認すると…Aが珍しく可愛らしいワンピースを着ていた。
まぁ、大方庭師の娘にでも着てくれとせがまれたのだろうが……それにしてもAが大人しいのは違和感しかないな()
独り言のつもりで溢した一言を聞いていたのか、ヴァイオリニストがAを見ながら首を傾げる
トニオ「フム…あの小娘とは試合をしたことがないのだが、あの装いは珍しいのか？」
ヴァイオリニストはAと試合をするのは初めてなのか？試合メンバーをどう選んでいるかは知らないが、案外偏っているみたいだ
ルキノ「Aはあの衣装を着るのを恥ずかしがるから、いつもは初期衣装だな。」
トニオ「なるほど…確か『ワールドウォーカー』だったか。あの娘は先日私を見た途端、目を輝かせながら奇矯な行動をとっていたから、気が重かったが…あの様子なら大丈夫だろうか……？」
"先日"の事を思い出したのか、眉を寄せながらブツブツと呟やいている。
…いや、全然大丈夫じゃないぞ。
そりゃあ、ふとした時に恥ずかしがる事はあるだろうけど…チェイス中は逃げながら『ドキドキ⭐︎ルキノさんの！好きなポイント30選』とか叫び出すぞあの子は。服なんかで静かになる子じゃないぞAは(L・D氏の体験談)
ルキノ「……まぁ、私は何とも言えないが…頑張れよ………」
目を逸らしながらそう言うと、ヴァイオリニストはよく分かっていないのか
トニオ「？ああ、いつも通りに試合をするが」
なんて言っている。いや、いつも通りでいいんだが…良いんだがな……
これから始まる試合が心配になりながらグルカナイフを握り直すと…サバイバーの席からいつもの明るい声が聞こえて来る
ナマエ「よぉ〜し、初協力頑張ろ！」
本当に不安なんだが……というか初参加なんだな
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教六(プロフ) - シャーリーンさん» コメントありがとうございます！こんな作品で楽しんでいただけてとっても嬉しいです…！！只今更新頻度が最悪なことになっておりますが、良ければ気が向いたときにでも覗いてください……！ (2023年3月22日 10時) (
レス) id: a8f6fe50f3 (このIDを非表示/違反報告)
シャーリーン(プロフ) - 前作を読んで飛び上がりなから参りましたどうもこんばんにちは(？？？)黒無常ｻｧﾝ落ちﾃﾞｽｶ最高ですか神ですか神でしたね失礼しました(土下座)ヤンデレエマたそ尊いし可愛いしムジョリータパイセンかっけーしかわよいし発狂して良いですかはい我慢します() (2023年3月21日 23時) (レス) @page30 id: 0f01db0546 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - nonちゃん丸(＾ω＾)さん» コメントありがとうございます！抑えてるけど実はヤンデレ発動してるエマちゃん…良いですよね(早口)前作から見てくれてありがとです！とっても嬉しいです！！ (2021年11月26日 0時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
nonちゃん丸(＾ω＾)(プロフ) - 前作読んでめちゃ好きでこっちも読みはじめました！！エマちゃんの感情が良い………めっちゃ好きです！あばばばばば好き……(*´ω｀*) (2021年11月25日 23時) (レス) @page13 id: 785948bac7 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - 或芙さん» コメントありがとうございます！読んでもらえてとても嬉しいです！リアルでの生活が落ち着いけば、また更新できると思うので…ゆっくりですが頑張ります…！ (2021年11月16日 18時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：教六 | 作成日時：2021年11月1日 18時
