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浪川「え、生見てくれた？」
紀章「いーや、全然
…だって、他の人としっくり来てるときのを見たら、
戻りたくなくなるでしょ」
A「え、カワイイ」
紀章「………うっせー」
A「え、写真撮っていい？」
紀章「っざけんな…！」
A「あわよくば、動画が良いです〜」
紀章「俺の話聞いてた！？」
森久保「いや、話の論点がズレてる」
浪川「そうそう、何で紀章が居んの？」
紀章「かの＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
A「あーーー！！！！！」
言おうとしたことが何となくわかって、
思わず口元を塞ぎに行けば、
"うっわー、大胆〜"とか言って抱きしめてきた
A「馬鹿なんですか、馬鹿なんですね！？」
達央「お前も大概だろ、顔真っ赤にしてよ
子どもか」
A「何で皆して子ども扱いする訳…！？」
火照る顔を思わず隠せば、
状況の読み込めていない浪川さんと
何となく察している森久保さん
紀章「どうせ公開するんだから、
徐々に周りに言い始めようぜ？」
A「そうなんですけど…！」
達央「え、それ初耳」
「「だって、言ってないもん」」
すんなり言えば、達先輩は目を据わらせた
紀章「俺たち、付き合ってんの」
語尾に"♪"が付きそうでしたよ、彼氏様
紀章さんの説明に、驚いている浪川さんを横に、
森久保さんは"やっぱりか〜"と言った
森久保「バレンタインの回でさ、
…まぁ、全員にお酒作ってくれてたけどさ、
やけに紀章が心配してAちゃんの手伝いに行ってたり、
初期位置が急に変更になったりしたのはそういうことなら、
合点いくよね」
え、"名探偵もりくぼん"じゃん((
浪川「え、マジで付き合ってんの！？
え、いつから！？！！
何で言ってくれなかったの…！！！！？」
達央「大輔さん、落ち着いてください
…まぁ、俺はやけに構いに行く紀章さんと
紀章さんの大ファンなのに満更でもないAちゃんで気付いたけど
俺だって好きだし」
A「あっさり爆弾発言止めてくれます？？？」
紀章「俺のAなんだけど」
A「アンタもだよ」
ツッコミ枠が足りない
誰か助けてほしい…((((
浪川「で、いつから？」
紀章「クリスマスだな」
森久保「迎えに来たってことは、既に同居済み」
紀章「そーそー」
A「公言しないようにしたのは僕がお願いしたことなんで」
達央「行動でバレてるわ」
A「…っ、もういいよ〜
バレるに決まってんじゃん………」
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作者名：奏人(ﾀｸﾄ) | 作者ホームページ：https://twitter.com/Takuto_Se
作成日時：2019年9月17日 22時
