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″お疲れ様でした″


そう言い残して、現場から出る


嘲笑っていた子たちは、
僕がナレーションを終わった時には
笑顔が消えていた


…ざまぁみろ


心の中で呟き、
車を開ける
そして、ふと考える


冷蔵庫の中に、何かあったっけ…?


別に夜ご飯は食べなくてもいいけど、
問題は朝だ


出発するも、目的地が決まらない


何かがあれば、
別に買い物をしなくてもいいんだけど

そして、連絡手段はない

A「………しょうがない」



買い物に行こう



由佳の家の近くのデパートに買いに訪れた
食品をよく見て、籠へと入れる
精肉売り場、野菜売り場を行き、
卵パックを1パック入れて、お菓子売り場へと行った
…チョコとかを買いに来た訳では無い
まぁ、由佳に買ってあげようとは思ってはいる
美味しそうな新商品を手に取り、また籠へと入れた
そして、飴の売り場へと立って見ていると、
子どもがキャッキャと僕の付近で走り回り、
間違って蹴り飛ばしそうになる

身長が大きいのは、本当に困る

とりあえずは、子どもを蹴り飛ばさないように
子どもが別の場所を行った瞬間にお目当ての飴を手に取り
籠に突っ込んで、会計に向かった


………なんで、親は注意しないのかね
勝手に手放して、怪我をさせたらこっちのせいになる
理不尽すぎだろ、本当
見てないこっちも悪いのかもしれない
…でもさ、注意しない親も親だし、
ここは遊園地とかじゃないんだけど
子どもを放牧するなら、
いっそ遊園地とかにしてくれ


お金を支払い、持っていたエコバッグに買ったものを丁寧に入れる
そして、車へと直ぐに戻り、
由佳のマンションへと戻った


車から荷物を持って出ると、
丁度隣の車が帰ってきた
素早く駐車をしているそんな風景に、
″才能の差か″と悟った25歲


溜息を吐きつつ、階段を上っていると、


″あー!!!!″


と後ろから声が聞こえた

え、ファンとか勘弁してください((


振り返って見てみると、
見覚えのあるシルエット


A「…れ、おんさん?ですか???」



「そうだよ!
…てかさぁ、敬語も″さん″も要らないよ」


A「でも、年上じゃないですか」


「そうなんだけど、気にしないで気軽に呼んでよ
堅苦しいの、苦手だろ?」


″じゃあ、怜音で″
と渋々言うと、笑って″よしっ!″と言った


「んで、どったの?
このマンションに住んでるん?」


″あ、荷物持とうか?″
なんて、言われるものの、
持っている量は明らかに怜音の方が上だから断った

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設定タグ:谷山紀章 , KISHOW , 男性声優
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りさち(プロフ) - お話読みました!私も占ツクではないのですが、夢小説書いてます!是非読んでもらいたいです!頑張ってください! (2019年5月31日 20時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奏人(タクト) | 作者ホームページ:https://twitter.com/Takuto_Se  
作成日時:2019年3月21日 1時

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