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結局、何も解決策は生まれず午後4時を過ぎた
「「ご馳走様でした」」
店員さんに言い残して、
店を出ると既に空が黒に染まり始めていた
A「夕ご飯、食べます？」
下野「んー、どうしようかな」
A「あれだったら、唐揚げにしますけど」
下野「食べる！」
家に十分な食材も揃っていたはずだ
お酒の備蓄もあっただろう…
下野「Aちゃんの唐揚げ、久しぶりだ」
A「来る日にリクエストでもくれれば、
作りますよ」
下野「じゃあ、その時はお願いしようかな」
＿＿＿＿＿＿ ＿＿ ＿
慣れた手つきで、
家の鍵を開けて玄関を開けた
A「ただい＿＿＿＿＿」
紀章「A！」
紀章さんが突っ込んできたかと思えば、
抱きしめられる
A「ちょっ、紀章さ＿＿＿＿＿＿」
紀章「はい、一回目ー！」
律儀に数を数えるのですね、紀章さん
下野「ちょっと、驚かさないでくださいよ！」
背後で叫ぶしもんぬ先輩に、
紀章さんはようやく気づいたのか
"あ、いたのね しもんぬ"
なんて、声をかけた
下野「居ましたよ、最初っから！！！」
紀章「Aも身長大きいから見えなかったわ！」
下野「いや、絶対見えてるでしょ！！？」
A「…ｯあの、放していただけますか？」
紀章「はい、二回目！」
下野「紀章さん、Aちゃん困ってましたよ？」
A「あー、言わなくていいですぅ！」
ダメだ、カオスが増すよ
このメンツ…
それは、前々から知っていたことだけど
A「とりあえず、玄関で話さず中で話しましょう！」
紀章さんの背中を押して、リビングへと進む
しもんぬ先輩は"お邪魔します"と言って僕の後に着いてきた
A「紀章さん、」
紀章「はい、三回目ー」
A「…夜ご飯、唐揚げで大丈夫ですか？」
紀章「四回目！
あ、別にいいよ
しもんぬ来た時点で、大体は読めてたから」
そんなに読みやすいか…？
紀章「で、困っているって何？」
A「うっ…
えっと、朝言われたことを了承したのは重々承知してはいるんですけど」
紀章「五回」
A「………やっぱり、難しいです」
紀章「六回目
…ていうかさ、ちゃんと聞いてた？
俺の話」
A「…ごめんなさい」
紀章「謝ってほしいんじゃなくて…！」
下野「タメ口で話せって言われたけど、それが難しいって話です」
助け舟を出してくれたしもんぬ先輩
紀章さんは、それを聞いて頭を掻いて口を開けた
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えらこきゅうのはちゅうるい - 返コメありがとうございます！！ですよね！！女の子ですよね！！不躾な質問、申し訳ありませんでした……。更新、楽しみにしてます！！ (2019年7月28日 12時) (
レス) id: 651ad92b57 (このIDを非表示/違反報告)
Cross Mezza(プロフ) - えらはちゅさん» 作品をお読みいただき、ありがとうございます。質問にお答えさせていただきますと、夢主『ちゃん』(女性)です。ただ、一人称が『僕』の理由は本編では公開していません。ですが、近々更新する予定ですので、もう少々お待ちください。コメント、ありがとうございました。 (2019年7月28日 0時) (レス) id: a7834a998d (このIDを非表示/違反報告)
えらはちゅ - 途中まで読ませて頂きました。とても面白かったです。えと、質問なんですが、夢主ちゃんは「夢主くん」なんですか。一人称が僕なので、気になってしまいました。 (2019年7月27日 22時) (レス) id: af5b11a232 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏人(ﾀｸﾄ) | 作者ホームページ：https://twitter.com/Takuto_Se
作成日時：2019年2月9日 19時
