I、愛、哀【谷山紀章】

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浪川「次は、クッキーか」


森久保「クッキーは、有名だよ
"友達"っていう意味
違う？」


A「正解です」


浪川「え、待って
2人とも、っていうか3人ともさ
なんか仕組んでない！？」


A「いいえ、まったく」


紀章「全然、仕組んでない」


森久保「控室が一緒なのに、仕組むなんてできないでしょ〜」


…それもそうだ



A「さて、最終問題
マシュマロはどういう意味でしょう！」



森久保「それも有名じゃん」


A「ですね」


紀章「俺も知ってる、これは有名」


浪川「いや、絶対この3人仕組んでるよ…！」


A「答えてもらうのは、浪川さんですね」


浪川「先輩を普通に弄るAちゃん、凄いと思う」


A「答えは？」


浪川「…普通に俺の話を無視するし」


……した覚えがないなぁ((


浪川「ヒント、ヒント頂戴！」


A「じゃあ、ヒントは紀章さんか森久保さんを選んで
ヒントをもらってください」


浪川「…じゃあ、紀章さんはふざけそうだから」


紀章「俺、拒否られたんだけど」


笑い始めた紀章さんは、
お酒を口にした
それに釣られて、僕もお酒を口にする


森久保「マシュマロってさ、ふわふわじゃん？」


浪川「うん」


森久保「すぐに溶けて消えるじゃん？」


浪川「うん」


森久保「そういうこと」


浪川「うん、どういうこと？」


あ、だめだ…


紀章「そういうことだよ、大ちゃん」


森久保「え、説明悪かったかな」


A「いや、十分すぎると思います」


浪川「え、十分じゃないんだけど！」


A「さて、お答えください！」


浪川「…今まで、良い感じな意味ばっかだから
多分、今回も良い意味でしょ？」


決めつけは良くないですよ…


浪川「"愛に溺れたい"とか？」


紀章「クサいよ」


森久保さんと共に笑う紀章さん
僕も答えで思わずツボりそうになる


浪川「なんでみんな笑う訳？」


A「待って、サイコー…」


腹筋が痛い
笑うの堪えるのもこりゃ、一苦労する


浪川「答えは何なの！？」

A「答えは、"嫌いだ"っていう意味ですよ」


浪川「何で突然に悪い方向に持ってくの！？」

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