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40話 ページ40

『えっ、と……冗談?』

ま「冗談に見える?」

『……見えない』



見えるか見えないかは私にとってさして問題じゃない



なんでこのタイミングなんだ!って混乱してるの!


『急...だね』

ま「そう?僕はずっっと言いたかったんだよ」

『...いつから?』

ま「んーーーー。いつからかなぁ」







彼は少し空を仰ぐと、また私を眺めて言った






ま「はじめからかもね」


(ずるさに磨きがかかってない....?)



普段そんな事言わないのに。かっこつけちゃって
狙ってるでしょ?首こてんってしてさ。


あざとい系女子かよ…





はぁ……


(ギャップ萌えってほんとにあるんだなぁ)








慣れるのに少し時間がかかった高くて綺麗な声で
夜風に吹かれ、さらさらな白い髪をなびかせて
私なんかより「天使」の異名が似合いそうな笑顔で

彼は出会った頃と同じような綺麗な星空の下で真っ直ぐに私を見つめてくる












こんな感情は私に備わっていないものだと思ってた

初めは気付かないふりをした
だけど、私が自覚してしまうくらいにその感情は膨らんでいって…



まふくんのせいって言うべきか…
まふくんのおかげって言うべきか…


人を嫌って、避けて、逃げてきた私にまふくんはたくさんのものをくれた




人と関わることで得られる、嬉しさや楽しさ

好きな人を失って感じる、苦しみと悲しみ

失っていたはずの感情たち




そして声






『ありがとう』






私は貰ってばっかりだね








だからさ.......












『私も大好き』












今度は私にお返しをさせて?


.

After story(..'﹃ '..)→←39話



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LiLiKa(プロフ) - ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫))さん» ありがとうございます!最近どのお話も全く手がつけられてないのですが、また時間が空いた時に描きたいですね! (12月14日 11時) (レス) id: 5f05194811 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (12月7日 13時) (レス) @page47 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
LiLiKa(プロフ) - ましろさん» すみません!ありがとうございます! (2021年7月31日 17時) (レス) id: ef0b88e85e (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - 面7話が抜けてますよ (2021年7月31日 2時) (レス) id: e906b0e1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LiLiKa | 作成日時:2021年7月8日 22時

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